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痩せるダイエット方法

痩せるダイエットの効果と方法、やり方を徹底解説!

カロリーゼロ甘味料を徹底解説!

栄養

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 近年、カロリーゼロと銘打った食品や飲料がたくさん売られています。高カロリーな飲み物や食べ物と味に差がないということもあり、多くの人が愛用しています。

しかし、はたして、こういった食品や飲料は、本当にカロリーゼロなのでしょうか?
もしも本当にカロリーゼロなら、ダイエットの強い味方になりますが・・・。
残念ながら、カロリーゼロ食品を食べるダイエットは、さほど流行していません。
これは一部のカロリーゼロ食品に含まれている「カロリーゼロ甘味料」が、ダイエットの天敵とされているからです。
今回はカロリーゼロ甘味料について説明していきます。

 1.カロリーゼロ食品の真実

まずは、カロリーゼロ食品について説明していきます。
本当にカロリーゼロ食品はカロリーゼロなのでしょうか?
実は、カロリーゼロ食品は「カロリーゼロ」ではないことがあるのです。

まずは基本!カロリーってなに?

まずカロリーとは、一体どんなものなのでしょうか?
カロリーは、体の中で糖質や脂質が燃焼されることによって、発生するエネルギーです。
このエネルギーは運動だけでなく、心臓や脳といった生命活動に必要となる内蔵の動きにも使われています。
電球にとっての電気と同じで、人間の体もカロリーがなければ動かすことができません。カロリーを必要としない肉体はこの世に存在しないと断言することができます。
しかし、現代社会において、カロリーはあまり良いイメージをもたれていません。
特にダイエットをしている人にとって、カロリーは天敵といえます。
これはカロリーが肥満のもとになる「糖質」や「脂質」を燃料としているからです。
よく食品のパッケージには「250kcal」「300kacl」などと表記されていますが、私たちはカロリーという物質を食べているわけではありません。カロリーは、あくまでも体の中で生み出されるエネルギーです。
つまり、高カロリーな食べ物は、カロリーを多く含んでいるのではなく、糖質や脂質を多く含む食品ということになります。
脂質は肉や油、糖質は砂糖や小麦、お米などの炭水化物が代表的です。
糖質というと甘いもののように感じますが、マーガリンやジャムを塗っていない食パンや、日本人の主食である白米も、大部分が糖質で構成されている食品となります。
そして、糖質は脂質・脂肪よりも燃焼されやすいという特性を持っています。
つまり、体内にじゅうぶんな糖質がある限り、どれだけ運動を行なっても脂肪は燃焼されず、痩せることもできないのです。
脂肪は食料不足になった状態でも、生命活動が損なわれないように備蓄されている「非常用燃料」です。
よって新しい糖質が食事で補われているときには、カロリーに変換されません。これは脂質にしても同様で、外部からカロリーの原材料を取り入れている限り、体に蓄えられた脂肪を減らすことができないのです。
だからこそ、食品に表記されているカロリーが重要となります。

カロリーゼロ食品は本当にカロリーゼロ?

次はカロリーゼロ食品について、知っていきましょう。
ダイエットにおいて、カロリーがとても重要であることはわかったと思います。カロリーゼロの食品だけを食べていれば、ダイエットできる!というのも一見、理に適った話です。
しかし、本当にカロリーゼロ食品を食べるだけで痩せられるのでしょうか?
たしかに、カロリーゼロ食品のパッケージには、多くの場合、「カロリー0」や「ノンカロリー」といった表記がされています。
このことから、カロリーゼロ食品にはまったくカロリーが含まれていないと考えられていますが、実は「カロリーゼロではない」という事実があるのです。

 

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本当は5kcal未満と表記すべき?カロリーゼロの実態

では、どうしてカロリーゼロ食品のパッケージには「カロリーゼロ」と書かれているのか。
それは、厚生労働省が「栄養表示基準に基づく栄養成分表示」の中で定めている「カロリーゼロ」の定義が、100ml当たり5kcal未満だからです。
つまりなら100ml(100g)当たり5kcal未満であれば、「カロリーゼロ」や「ノンカロリー」といった表記をしてもいいということになります。

糖質ゼロも「ゼロ」じゃない!

では、糖質はどうでしょうか?糖質ゼロもダイエットに効果的な食べ物と認知されています。
実はこれもカロリーゼロと同様で、100ml当たり糖類が0.5g未満なら「糖類ゼロ」と表示することができます。
100mlあたり5kcal、0.5gということは、1リットルあたり50kcal、5gということです。
50キロの女性が1キロ走ったら50kcal消費するということを考えると、かなりのカロリー量になります。

2.カロリーゼロ甘味料ってどんなもの?

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カロリーゼロ食品は完全にカロリーゼロというわけではありませんが、低カロリーであることには変わりありません。これは原材料に砂糖を使用していないからです。
しかし、砂糖の代わりにカロリーゼロ甘味料というものが使用されています。
では、カロリーゼロ甘味料はどういったものなのでしょうか?

カロリーゼロ甘味料は本当にカロリーゼロ?

カロリーゼロ食品は完全にカロリーゼロではありません。では、カロリーゼロ甘味料はどうなのでしょうか?
甘味料とは、人工的に作られた甘み成分のことです。砂糖とはまったく別の科学的な物質となるため、ゼロカロリーにすることも不可能ではないように感じられます。
実際に、カロリーゼロ甘味料のカロリーは、100gあたり5kcal未満と、ほぼゼロに近い数値となっています。
「意外と多い!」と感じるかもしれませんが、カロリーゼロ甘味料は少ない量で甘みを出すことができます。人工甘味料のひとつである、スクラロースの甘さは、砂糖の600倍と言われており、ほとんどの飲み物や食べ物には100gあたり0.5gほどしか含まれていません。
100gあたり0.5gということは、カロリーゼロ甘味料を使った食品の100gあたりのカロリーは、約1.5kcalということになります。
つまり、カロリーゼロ甘味料は、限りなくカロリーゼロに近い甘み成分ということになります。

カロリーゼロ甘味料はダイエットの味方?

微量なカロリーで甘いものを食べられると好評なカロリーゼロ甘味料ですが、ダイエットに有効かと聞かれると疑問が残ります。
なぜなら、カロリーゼロ甘味料には甘みに対する依存効果や肥満ホルモンの分泌促進といった、ダイエットの敵となる問題点があるからです。
カロリーゼロ甘味料だからといって、人工甘味料を食べ過ぎると逆に太ってしまうこともあります。

3.カロリーゼロ甘味料の問題点

カロリーゼロ甘味料は、低カロリーで甘みのある食べ物を食べられる便利なアイテムですが、問題点も多数、取り上げられています。
ここではカロリーゼロ甘味料の問題点を取り上げていきます。

肥満ホルモンの分泌で太る

どうしてカロリーゼロであるはずの人工甘味料が太る原因になってしまうのかというと、まず第一に、肥満ホルモンの分泌を助けてしまうからです。
肥満ホルモンは、インスリンという名前で知られています。
インスリンは糖尿病の治療にも使われている成分で、血液の中の糖の濃度(血糖値)を下げる効果があります。
血液中から糖が取り除かれるなら、ダイエットにも繋がるのではないかと思いますが、取り除かれた糖は脂肪として体内に蓄積されます。これがインスリンが肥満ホルモンと呼ばれる理由です。
カロリーゼロ甘味料は、インスリンの分泌を促進する効果を持っているといわれており、肥満の原因となるだけでなく、糖尿病の原因を作ってしまうとも言われています。

味覚が鈍くなる

カロリーゼロ甘味料は少ない量で甘みを出すことができます。
これが低カロリー食品を作り出す原点となっているのですが、少ない量で甘みを出すということは、それだけカロリーゼロ甘味料の甘みは強いということです。
辛いものを毎日食べていると、辛さに慣れてしまうように、甘みも毎日食べていると慣れてしまいます。
甘いものを甘いと感じることができなくなり、もっと甘いものを食べたいと感じてしまうのです。

人工甘味料中毒になる

甘いものを食べると幸せになる、という人は、体内でドーパミンという物質が分泌されています。
ドーパミンは快楽を生み出す物質で、決して悪いものではありません。
目標を達成した時の達成感や、映画を見て感動したときにもドーパミンが分泌されています。もちろんダイエットに成功して嬉しい!というときにもドーパミンは分泌されます。
このように、自然に分泌されるドーパミンは良いものです。
しかし、ドーパミンが分泌されている状態に依存してしまうと、それは一種の中毒症状となってしまいます。
有名な依存状態がコカインや覚醒剤などの麻薬です。
これらの麻薬を摂取すると、ドーパミンが大量に分泌されて、異常な快楽を得ることができます。
この快楽状態を維持したいという欲求が麻薬中毒を引き起こしてしまうのです。
カロリーゼロ甘味料も同様で、甘いものを食べると幸せになる→もっと食べたい→暴飲暴食に繋がる、というパターンがあります。甘みが欲しい・人工甘味料を摂取したいという欲求で、食欲をコントロールできなくなってしまうのです。

食欲増進の効果がある

人間は甘みを感じると食欲が増進します。
これは胃にある甘みセンサーが甘みを感じると、グレリンというホルモンを分泌させるからです。
グレリンは脳の視床下部に働きかけて、成長ホルモンを分泌させる効果を持っています。成長期を過ぎても成長ホルモンは分泌され、日々の新陳代謝に役立つだめ、グレリンの働きそのものは人間の体に必要不可欠なものなのですが、問題はグレリンが分泌されると食欲も増してしまうという点です。
カロリーゼロ甘味料は、強い甘みを持っているため、食べたり飲んだりしてしまうと、通常のスイーツや甘い食べ物と同じようにグレリンが分泌されてしまいます。
すると、食欲が増進されてしまい、お腹が減っていなくても食べたいと感じてしまうのです。

うつ病の発症率がアップする

カロリーゼロ甘味料を摂取し続けると、うつ病になるという研究結果があります。
これは、アメリカ国立衛生研究所が約26万4000人の中高年者に対して行なった研究結果で、毎日4缶のダイエット飲料を飲んだ人と、飲まなかった人を比較した場合、飲んだ人のうつ病発症率が31パーセントも高くなったというものです。
うつ病が引き起こされるメカニズムはまだ解明されていませんが、カロリーゼロ甘味料を摂取すると、神経伝達物質を作るための成分が脳に送られるのを妨害してしまうと考えられています。
つまり、神経伝達物質が減少してしまうことによって、うつ病のリスクが高まってしまうのです。

4.カロリーゼロ甘味料の種類

カロリーゼロ甘味料には、どんな種類があるのでしょうか?
日本やアメリカで使用に認可が下りている、カロリーゼロ甘味料は甘味料は、おもに5種類です。

  • サッカリン
  • アスパルテーム
  • スクラロース
  • アセスルファムカリウム
  • ネオテーム

となっています。

では、それぞれのカロリーゼロ甘味料の特徴を見ていきましょう。

サッカリン

アメリカの食品によく使用されている人工甘味料です。
1960年代の動物実験で発がん性の疑惑が浮上したため、日本では未だに使用率が低い傾向があります。
しかし、現在では発がん性の疑惑も解消されており、厚生労働省も食品添加物として認めています。
ショ糖の500倍の甘味を持っており、人工甘味料としての長い歴史があるため、カロリーゼロ甘味料の代表的な存在でもあります。

アスパルテーム

アスパルテームは砂糖の200倍の甘さを持つ、カロリーゼロ甘味料です。
過去にアスパルテームを含むダイエットコークを飲んでいたアメリカ人俳優が、パーキンソン病に罹ったことで、安全性に疑いがもたれていましたが、マウスを用いた実験を行い、現在では安全性が高いとされています。
なお、ADI値(一日許容摂取量)は、体重1kgあたり40mgとなっています。

スクラロース

ミントガムなどに含まれているカロリーゼロ甘味料です。
諸説ありますが、農薬の開発中に発見された成分とも言われており、このことから危険視する人も多い人工甘味料となっています。
高熱を加えると、HCLというガスが発生することでも知られており、成長を阻害する・肝細胞に悪影響を与えるといった副作用を問題視する研究者もいます。

アセスルファムカリウム

アセスルファムカリウムは酢酸(食酢の主成分)を原料とした、カロリーゼロ甘味料です。
お菓子やジュースからアルコール飲料にいたるまで、幅広いカロリーゼロ食品に使用されています。
多くの食品メーカーが使用している人工甘味料ですが、塩化メチレンが含まれていることから、発がん性を危惧する声もあります。
アセスルファムカリウム単体で使用すると、味を伴うため、アスパルテームやスクラロースと一緒に使われることが多くなっています。

ネオテーム

ネオテームは、2002年ごろから世界的に人工甘味料として普及しました。
日本では、2007年12月28日に食品添加物として認可がおりています。
まだ普及率は高くありませんが、砂糖の7000~13000倍という驚異的な甘味度を実現しており、熱に強いという性質も持っているので、これからさまざまな食品に使用されていく可能性があります。

5.カロリーゼロ甘味料の嘘とホント

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カロリーゼロ甘味料には、さまざまな噂があります。
特にネット上では、専門知識を持たない人たちの口コミで、根も葉もない嘘が拡散されています。
ここでは、カロリーゼロ甘味料の噂の真偽を解き明かしていきます。

発がん性は認められていない

カロリーゼロ甘味料は昔から発がん性を疑われ続けてきた物質です。
この話は「人工甘味料といえば、発がん性」というくらいに根付いており、特に中高年は今でも「カロリーゼロ甘味料はがんになる」と考えている人が少なくありません。
しかし、近年の研究によると、人工甘味料に発がん性は認められないという結果が出ています。
もちろん発がん性以外にも、さまざまな健康被害が取り上げられていますが、一度、人工甘味料が含まれる食品を口にしたからといって、「がんになる」「病気になる」と不安になる必要はないでしょう。

砂糖入り飲料とカロリーゼロ飲料を比較したら?

カロリーゼロ甘味料は健康に悪い添加物ですが、低カロリーであることは確かです。
砂糖入りの飲料とカロリーゼロ飲料を比較した場合、砂糖入り飲料のほうが肥満の可能性はアップします。
肥満になると、さまざまな病気のリスクがアップしてしまいます。当然ながら、ダイエットにも悪影響です。
よって、カロリーゼロ甘味料を使ったダイエット飲料と砂糖入り飲料を比較して、カロリーゼロ飲料のほうが悪い!と断じることはできません。
ダイエットを考えるのであれば、どちらの飲料・食品も適度に嗜むことが重要となります。

6.まとめ

ダイエットに役立つと大々的に宣伝されているカロリーゼロ甘味料ですが、その裏側には危険が潜んでいます。
しかし、カロリーゼロ甘味料を摂取したら、必ず病気になるというわけではありません。
インスリンの増加、人工甘味料中毒、過食、うつ病など、どれも長期的に、大量のカロリーゼロ甘味料を摂取することで引き起こされる症状です。
要は「カロリーゼロ食品を食べていたら太らない」「ダイエットにはカロリーオフ食品」という認識が、危険を招くのです。
健康的に痩せたいのであれば、カロリーゼロ甘味料に頼ってダイエットを行なうのではなく、運動や食事制限を取り入れたダイエットを行なっていきましょう。