痩せるダイエット方法

痩せるダイエットの効果と方法、やり方を徹底解説!

バレエ立ちダイエットの効果と方法を徹底解説!

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美しい姿で人々を魅了するバレリーナ。
彼女たちがあのスタイルを維持できているのは、食事やトレーニングだけでなく、バレエそのものにダイエット効果があるからだと言われています。
でも、バレエを本格的に習うのはちょっと・・・と及び腰になっている人にオススメしたいのが、バレエ立ちダイエット。
バレエ立ちダイエットなら、トゥーシューズがなくても、自宅で簡単にスタイルアップすることができます。
今回はそんな簡単・楽やせなバレエ立ちダイエットを説明していきます。

1.バレエ立ちダイエットとは

バレエは踊りの一種ですが、バレエ立ちダイエットは、バレエを踊るわけではありません。
では、いったいどんなダイエットなのでしょうか?

バレエの基本「バレエ立ち」

バレエ立ちダイエットは、バレエの基本とされる1番ポジションのフォームで立っているだけで行うことができる、簡単なダイエット方法です。
重心を意識して立つことで、体の軸を鍛えることができるため、通常の運動では鍛えることが難しいインナーマッスルを重点的に鍛えることができます。
また、バレエを美しく踊るための基本フォームですから、バレエ立ちを何度も繰り返すことによって、普段の姿勢も美しくなっていきます。

美しい姿勢はダイエットの基本

猫背の人は、下半身や下腹に脂肪がつきやすい体質になっています。
これは、猫背になるとお腹の筋肉が緩んでしまうためです。
猫背というと、骨盤のゆがみばかりが注目されがちですが、体の背面や前面、側面の筋肉にも大きな悪影響を与えています。
猫背の状態で腹筋に力を入れることは難しく、癖になっている人は常に腹筋が緩んでいる状態です。
この状態が続くと、腹筋は徐々に緩んでいきます。そして、緩んだ筋肉を覆うように脂肪がついてしまい、ぽっこりお腹の原因となってしまうのです。
また、胸が小さくなる・お尻や太腿が太くなるのも、筋肉が脂肪を支えきれず、重力に引かれて下へ下へと下がっていくためです。
それに伴い、脇腹の筋肉も弱ってしまうため、内臓がどんどん下に下がっていきます。
内臓が下がると、それに伴って骨盤も広がっていくため、下半身だけが太っている「下半身太り」の状態になってしまいます。上半身が細くて下半身だけ太っているという人は、特に姿勢に気をつけるべきでしょう。

 

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バレエ立ちダイエットで姿勢を改善

これまで猫背だった人が、無意識的に背筋を伸ばした美しい姿勢を保つのは、不可能と言ってよいでしょう。
人間の体は、なるべく楽な姿勢を取ろうとします。猫背が癖になっている人は腹筋が既に緩んでいる可能性が高いため、猫背がもっとも体にとって楽な姿勢となっているのです。
よって、姿勢を改善していくためには、まず腹筋を鍛えていかなければいけません。
そして、同時にインナーマッスルや体幹も鍛えていく必要があります。
バレエ立ちダイエットは、この二つを並行して行なうことができるダイエット方法なのです。

運動じゃない?きつくないバレエ立ちダイエット

腹筋を鍛えるというと、仰向けに寝転がって上半身だけを起こす腹筋運動を思い起こす人が多いのではないでしょうか。
しかし、こういった腹筋運動は「きつい」「ツライ」といったイメージが付きまといます。
実際に腰痛を抱える人や運動嫌いな人にとって、腹筋運動は苦痛以外の何物でもありません。
ところが、バレエ立ちダイエットはそんな苦痛を味わうことなく、腹筋を鍛えることができます。
インナーマッスルを鍛えて、体の内側から脂肪を燃やしていくため、無用な筋肉がついて足が太くなるといったこともありません。
バレエ立ちダイエットは、まさに美しく女性らしい体型になるためのダイエット方法なのです。

2.バレエ立ちダイエットの効果

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バレエ立ちダイエットは、どういった効果があるのでしょうか?
ここでは、バレエ立ちダイエットの効果を詳しく説明していきます。

腹筋・インナーマッスルを鍛える効果

バレエ立ちダイエットの代表的な効果として、インナーマッスルを鍛える効果があります。
インナーマッスルとは、体の奥深くにある筋肉のことです。通常の筋肉をサポートするような役割を持っており、体を捻ったり、腕を曲げる・肘を回すといった動作を行なう際に、無意識のうちに使われています。
他にも、体のバランスを調整する役割を担っており、インナーマッスルを鍛えることで、姿勢をまっすぐに正したり、関節の位置を正常な場所に戻すことができます。
このように、インナーマッスルは人間の体が運動を行なう際に欠かせない筋肉となっていますが、体の中心に近い部分・骨に近い部分に存在していて、ジョギングや腹筋・ベンチプレスといった激しい筋トレでは鍛えることができません。

では、どうすればインナーマッスルを鍛えることができるのかというと、呼吸と関節の動きを意識したストレッチで鍛えることができます。
もちろん、バレエ立ちにもインナーマッスルを鍛えられる要素が詰まっています。
鍛えるのが難しいと言われているインナーマッスルですが、体幹を意識したポージングを日常的に行なうだけで、簡単に鍛えることが可能なのです。

代謝をアップさせる効果

インナーマッスルを鍛えることで、基礎代謝をアップさせることができます。
基礎代謝とは、人間の基本的な生命活動のことで、ダイエットにおいては運動をしていない時に消費されていくカロリーの量を指しています。
代謝をアップさせると、運動していない時に消費されるカロリーの量も多くなっていくため、太りにくく痩せやすい体を手に入れることができます。
そして、体の代謝をアップさせるためには、体の筋肉量を増やさなければいけません。
筋トレで増えていく表層筋も、代謝アップに役立つ筋肉ですが、バレリーナのように美しくしなやかな肉体を手に入れるためには、筋トレのやりすぎにも注意しなければいけません。
鎧のような筋肉という言葉があるように、筋トレによって鍛えられた表層筋は体を太く逞しく見せる効果があります。特にふくらはぎや肩周りは、表層筋を鍛えることで逆に太く見えてしまうこともあるのです。
女性らしい細い体を手に入れるのであれば、表層筋よりもインナーマッスルを鍛えて、代謝をアップさせたほうが良いでしょう。
カロリーが燃焼されやすいということは、脂肪がつきにくいということですから、インナーマッスルを増やして代謝をアップさせることは、リバウンド防止にも役立ちます。

費用いらず!無料で簡単にできる手軽さ

バレエ立ちダイエットを行なう際に、バレエを習いに行く必要はありません。トゥーシューズなどのバレエ用品も必要ないでしょう。
バレエ立ちダイエットはあくまで、ダイエットの一種です。バレエの立ち方を利用して、ダイエットすることが目的であり、バレエの踊りをマスターせずとも痩せることはできます。
また、バレエ立ちダイエットに活用されているバレエの立ち方は、もっとも基本となるものであり、老若男女を問わず、簡単に行なうことができます。
体が柔らかい人が多いイメージがあるバレエですが、バレエ立ちダイエットは体が硬くても取り組むことのできる万人向けの気軽なダイエットです。

下半身・ヒップアップ効果

バレエ立ちダイエットは、太ももやふくらはぎを引き締める美脚効果だけでなく、お尻の筋肉を鍛えてきゅっと引き締める、ヒップアップ効果もあります。
バレエ立ちは不安定な姿勢ですから、体がバランスを取ろうとして、自然とお尻に力を込めてしまうためです。
きゅっと引き締まったお尻は、足を長く見せてくれるので、スタイルがよくなります。
下半身ダイエットを目指している人に、ぜひ取り組んでもらいたいダイエット方法です。

姿勢を良くして肩こり・腰痛改善

バレエ立ちダイエットでインナーマッスルを鍛えると、腰痛や肩こりなどの関節痛を改善する効果も期待できます。
腰痛や肩こりは関節が正しい位置からずれているために起こっている場合が多々あります。インナーマッスルを鍛えて、姿勢を正しくすれば、関節も正しい位置へと戻るため、腰痛や肩こりが緩和されるというわけです。
また、インナーマッスルを鍛えて姿勢を正すことで、圧迫されていた血管が本来の流れに戻るため、血行の悪さが改善されます。この作用により、冷え性から起こる関節痛にも効果的です。偏頭痛や生理痛も緩和されることがあります。

3.バレエ立ちダイエットの方法

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バレエ立ちダイエットには、いくつかの種類があります。
まずは、基本の1番ポジションのやり方から知っていきましょう。

バレエの基本・1番ポジション

バレエの基本にもなる1番ポジションの立ち方は、両足のかかと同士をつけて、つま先を180度開くというポージングです。
足の形を意識するだけでなく、真っ直ぐに立つという部分がポイントです。両手は肘を伸ばして、鳥のように広げるのが良いでしょう。

視線も正面に向けてください。顎を引いて胸を張り、美しい姿勢を意識するのが大切です。
息をする時は、鼻から吸って口から吐きましょう。しっかりと酸素を取り入れることで、脂肪を燃焼する効果がアップします。
体が硬い人は、つま先の角度を90度から始めてみましょう。慣れてきたら徐々に広げてみるのをオススメします

。つま先の角度が広がれば広がるほど、バランスを取るのが難しくなるので、インナーマッスルが鍛えられます。
そのまま立っているだけで、ダイエット効果を得ることができますが、お尻を引き締めるイメージで行なうと、足痩せだけでなく、ヒップアップ効果を得ることもできます。

腰を落とす運動

つま先を180度開いた1番ポジションのポージングで、腰を落としていく運動もダイエットに効果的です。

「ドゥミ・プリエ」と呼ばれるポーズで、特に内ももを引き締める効果があります。
この運動のポイントは、お尻を突き出さないように意識して、尾てい骨をかかとの間に下ろすつもりで膝を曲げていきます。
このとき、息を吸いながら上半身の位置を下げていきましょう。ゆっくりと行なうことが重要です。
元の体勢に戻すときもゆっくりと動作を行なってください。また、このときは息を吐きながら戻していきます。

つま先立ちで効果アップ

1番ポジションの状態で、かかとを宙に浮かせるつま先立ちダイエットは、ふくらはぎや内ももを引き締める効果があります。
支えを使わずに行なうのは難しいため、最初はイスや手すりに掴まって、ゆっくりとかかとを上げ下ろししてみましょう。
足が痛くなるほど続ける必要はありません。腹式呼吸を意識しながら、数回スクワットを行なうだけで美脚効果を得ることができます。

バレエ立ちで片足を上げる

バレエ立ちでバランスを取ることに慣れてきたら、つま先を開いたままで片足を上げて立ってみましょう。体幹を鍛える効果がアップします。
持ち上げる片足の膝を、曲げる必要はありません。軽く持ち上げて、両手を前に突き出し、20秒から30秒、このポーズをキープしましょう。
慣れていないと苦しいポーズですが、そのぶんお腹周りの筋肉を的確に鍛えることができます。

4.バレエ立ちダイエットの注意点

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バレエ立ちダイエットには、いくつかの注意点があります。
ここでは、バレエ立ちダイエットの注意点について、説明していきます。

妊婦のバレエ立ちダイエットは厳禁

バレエ立ちダイエットは、妊娠中の女性に向かないダイエット方法です。
お腹に力を入れるので、妊娠中の女性が行なうと、早産や出産トラブルの原因となってしまいます。

関節の手術を受けたことがある人

関節の手術を受けたことがある人は、専門医の指導のもと、バレエ立ちダイエットを行ないましょう。股関節・骨盤だけでなく、肩や背中など全身の関節も例外ではありません。
バレエ立ちダイエットは全身に影響を与えるダイエット方法です。肩や背中であっても、痛みが出た場合は、すぐに中断して病院で診療を受けてください。

暴飲暴食は厳禁

バレエ立ちダイエットは誰でも簡単に行なえるダイエットですが、そのぶん、効果が非常に高いとはいいにくく、暴飲暴食を繰り返しているとダイエット効果がまったくといっていいほど現れないダイエット方法です。
痩せるためには摂取カロリーよりも消費カロリーが多い生活をしなければいけません。バレエ立ちでどれだけインナーマッスルを鍛えても、それを上回るほどの糖質や脂質を摂取していたら、いつまで経っても痩せることはできないのです。
バレリーナもスリムな体を維持するために、しっかりと食事内容を管理しています。
バレエ立ちダイエットを行なう際には、暴飲暴食をしないよう、食事管理も行っていきましょう。

5.バレエ立ちダイエットの口コミ

バレエ立ちダイエットに取り組んでいる人は大勢いらっしゃいます。
ここでは、そんなバレエ立ちダイエット経験者のいい口コミと悪い口コミを紹介していきます。

バレエ立ちダイエットの良い口コミ

26歳/女性
”バレリーナみたいな美脚に憧れて、バレエ立ちダイエットにチャレンジしてみたら、本当に足痩せできました!

体重が減るよりも、足が引き締まったのと、お尻が上がったのがよかったです。電車で通勤しながらやれるのもいいですね。

つり革が手すり代わりになって、ちょうどよかったです(笑)”

32歳/女性
”O脚改善のために、バレエ立ちダイエットをやってみました。
体が硬いので、最初はつま先の角度を90度から始めたんですが、徐々に慣れてきて、今では支えなしで180度を維持できてます。
始めてから3ヶ月くらい経ちましたが、やっぱり効果はあるみたいですね。
最近、友達から姿勢がよくなったって言われるようになりました。
自分で鏡で見ても、姿勢がよくなってる気がするし、O脚も治ってきてます。
美脚を目指すなら、バレエ立ちダイエットはすごくアリだと思います。”

バレエ立ちダイエットの悪い口コミ

28歳/女性
”体が硬いから、足を全然開けなくて早々に断念しました。
っていうか、バランス取るのが無理です。
こんな不安定な体勢で両手を広げるとか・・・。
最初は手すりとかに掴まってやったほうがいいかも??”

42歳/女性
”もともと腰痛持ちで、バレエ立ちダイエットでインナーマッスルを鍛えたら、マシになるかもしれないと思い、挑戦してみたのですが、痛みが激しくなってしまいました。
人によって合う合わないがあるようです。試してみて、痛みが出るようなら、すぐに病院で見てもらったほうがよさそうです。”

6.まとめ

バレエ立ちダイエットは、ただ立っているだけでバレリーナのような美脚を手に入れられると評判のダイエット方法です。
バレエ用品は一切必要ない上に、通勤中に行なったり、自宅でテレビを見ながら行なったりと、ながらダイエットにも最適なので、誰でも簡単に始められるダイエットとなっています。
インナーマッスルを鍛えることで、お腹や下半身の引き締め効果が期待できます。ダイエット後にリバウンドが少ないこともバレエ立ちダイエットの特徴と言えるでしょう。
美しい足や姿勢を手に入れたい人は、一度チャレンジしてみてくださいね!