痩せるダイエット方法

痩せるダイエットの効果と方法、やり方を徹底解説!

プロが明かす!スポーツジムで痩せない人の共通点とは?

f:id:rerereflow:20160929022559j:plain

モデルや女優、著名人をはじめ、痩せていて常にベストなボディラインを維持している人たちがしていることといえば「スポーツジム通い」ですよね。
インスタグラムやFacebookなどのSNSでも、ジムで撮った写真がたくさんアップされていて、パーフェクトな体型を披露しています。
しかしその一方、

  • スポーツジムに通っているのに全く痩せない・・
  • スポーツジムで痩せなくて、今では幽霊会員

このような人がたくさんいるのも事実です。
それでは、スポーツジムで痩せる人と痩せない人、この両者の違いは一体どこにあるのでしょうか?

今回は、「スポーツジムで痩せない人の共通点」に関して、パーソナルトレーナーやスタジオインストラクターなどのプロ・専門家の意見をもとに解説したいと思います。
すでに、スポーツジムに通っているのに結果が出ていない人はもちろん、これからスポーツジムに通う予定の方は是非チェックしてくださいね。

スポーツジムで痩せない人の代表的な共通点

まずは、スポーツジムで痩せない人の代表的な共通点を解説します。

通い方

来館回数が極端に少ない

これは基本中の基本ですが、来館回数が極端に少ない人はやはり痩せません。
スポーツジムの利点は、入会して会費を払うことや他の会員が頑張っている姿を見ることができることにより、モチベーションが上がる点です。
このような利点を利用して、スポーツジムで痩せる人は、スポーツジムに行く曜日を決め、そこに合わせて仕事やプライベートを調整します。
この逆で、スポーツジムで痩せない人は「行ける時に行く」という感覚のため、急用などが入ると、仕方ないと諦めてしまいます。
そのようにしているうちに、月の来館数がどんどんと減っていき、最後には来館回数が極端に少なくなってしまうのです。

 

スポンサーリンク

 

 

 

運動の仕方

ウォーミングアップをしない

スポーツジムでの運動の効率を上げるには、ウォーミングアップは欠かせないものです。
ウォーミングアップは、「今から運動しますよ」という信号を筋肉に送り、筋肉をしっかりと使える状態にする役割があります。
また、怪我を防止するという重要な役割を担ってもいます。
スポーツジムで痩せない人は、ウォーミングアップをしない・または軽視して適当にこなすため、運動の効率が低い状態となっています。
また、ウォーミングアップ不足によって肉離れなどのトラブルを起こし、しばらく運動できないという状態にも陥ります。

ランニングマシンしか使用しない

「スポーツジムではランニングマシンに直行して30分ほど走って帰る・・」このような運動の仕方は、スポーツジムで痩せない人の代表的なパターンです。
有酸素運動は脂肪燃焼に効果的と言われていますが、有酸素運動を単体で行った場合、実際に脂肪がエネルギーとして使用されるまでには20分ほどかかります。
そのため、その程度の運動で期待できる脂肪燃焼量はかなり小さく、また、消費カロリー自体もたいしたものではありません。
スポーツジムには、ランニングマシン以外にたくさんのトレーニングマシンがあります。
これらを使わず、ただ走って帰るだけというのは効率が悪く、いつまでたっても痩せない運動の仕方と言えます。

マシンの正しい使い方を知らない

スポーツジムには、各筋肉を鍛えるマシンがたくさんあります。
スポーツジムで痩せない人の共通点として、これらのマシンの正しい使い方を知らないというものがあります。
そのような人は、一見、マシンを使っているように見ても、正しい使い方ができていないため、運動の効果を得られません。
マシンを使いこなすには、ジムのオリエンテーションに参加する、スタッフに教えてもらうなどする必要があります。
これらをせずに、なんとなく自己流でやっていては、どれだけやっても効率が悪く痩せられないのです。

同じ運動しかしない

いつも同じ運動しかしないというのも、スポーツジムで痩せない人の共通点です。
筋肉は運動に慣れてくると、最小限の力でその運動をこなそうとする本能があります。
そのため、いつも同じ運動をしていると、運動効果はどんどん薄れていくということになります。

全力でやらない

スポーツジムのマシンエリアに行くと、なんとなく周りの目を気にしながら運動をしている人がいます。
このような人は、運動で全力を出すことができていません。
そのため、トレーニングでしっかり追い込むこともできず、カロリーも最大限に消費できずに終わってしまいます。

 

スポンサーリンク

 

 

 

食事管理との両立

運動だけで痩せると思っている

スポーツジムで痩せない人の共通点として定番なのが「食事管理をしていない」というものです。
ダイエットをして痩せるには、運動だけでなく食事の管理が必須ですが、痩せない人は「運動さえすれば痩せる」と思い込んでいます。
ダイエットにおいて食事管理は成果に直結する重要な要素です。
しかし、痩せない人は運動だけにフォーカスして、どれだけ必死に運動をしても痩せなという結果になります。

運動中に糖分を摂り過ぎている

スポーツ飲料をガブガブ飲みながら運動をする人は意外にも多くいますが、これはスポーツジムで痩せない人の共通点です。
学生時代の部活のイメージや「運動中はスポーツ飲料を飲むもの」というイメージのせいか、何も気にせず飲んでしまっています。
しかし、実際にスポーツ飲料はアスリートレベルのハードな運動時の栄養補給を目的として作られているため、カロリーも高いものです。
更に、使用されているのは、すぐに吸収される果糖ブドウ糖などGI値の高い糖類で、ダイエット中にはNGの部類に入るものです。

運動後にお酒を飲む

スポーツジムでの運動が終わったら、帰り道で缶ビールを一気飲み・・このような習慣はスポーツジムで痩せない人の共通点です。
例えば、缶ビールは一本でも200kcal近くあり、ジムの運動1~2時間で消費したカロリーが即座に帳消しされる場合があります。
また、運動後は体温が上昇し、代謝が高まっている状態になっていても、冷たい飲み物を飲めば、一気に体を内側から冷やすいことになります。
このように、運動後のお酒はスポーツジムでやった運動の効果を全て水の泡にしてしまうものです。

スポーツジムで痩せない人の共通点~プロの意見~

f:id:rerereflow:20160929021948j:plain

それでは次に、スポーツジムで痩せない人の共通点に関するプロの意見です。
トレーニング指導のプロであるパーソナルトレーナーから、スタジオインストラクター、さらには、多くの会員を見ているフロントスタッフの意見も集めました。

パーソナルトレーナー

f:id:rerereflow:20160929021540j:plain

来館が不定期

「スポーツジムで痩せない人の共通点と言えば、まず、来館が不定期ということです。
少し専門的な話になりますが、トレー二ングで筋肉を鍛えていくには、最低でも週二回のトレーニングが必要です。
このペースを守ることで筋肉の発達に必要な超回復をさせることができ、筋肉量が増え、痩せやすい体になっていきます。
また、痩せるためには、消費カロリーが摂取カロリーを上回ることが基本ですが、これは一週間を目安にする必要があります。
そのため、来館が不定期であれば、食べ過ぎなどへの対処が遅くなり、脂肪を蓄積して行ってしまうことになります。」

小さな筋肉ばかり鍛えている

「スポーツジムには多種多様なマシンがあります。
それぞれのマシンで鍛えられる筋肉も背中や胸といった大きな筋肉から、二の腕などの小さな筋肉を鍛えるものがあります。
スポーツジムで痩せない人は二の腕などばかりを鍛えるという共通点があります。
これは、いわゆる部分痩せをしたいからなのでしょうが、小さな筋肉ばかり鍛えていても、少しのカロリーしか消費できないので痩せません。」

腹筋運動ばかりしている

「痩せてお腹をへこませたいという人は多く、腹筋は人気のトレーニング種目です。
スポーツジムでも、腹筋種目を必死にやっている人をよく見かけますが、実際に腹筋運動ばかりしていても痩せることは出来ません。
まず、腹筋は体の中でも比較的小さな筋肉のため、ガンガンやったとしても多くのカロリーを消費できるわけではないのです。
また、そもそものお腹をへこますというのも、設置してあるベンチを使ったクランチやシットアップをやってもほぼ効果はありません。
脂肪を燃やす、お腹をへこますという目的を叶えるのであれば、全身の筋肉や大きな筋肉を使う種目を行う必要があります。」

動作のテンポが早すぎる

「筋トレをしている人の中で、動作のテンポが早すぎるというのをよく見かけます。
動作のテンポが全体的に早すぎるため、筋肉に十分な負荷を与えることができず、運動効率が下がっています。
動作はゆっくりと行った方が、消費カロリーも高くなりますし、筋肉の発達につながり、痩せることができます。」

回数が適当

「トレー二ングの回数が適当というのも、スポーツジムで痩せない人の共通点です。
マシンをつかったトレーニングの場合、目的によって異なってきますが、基本的には1セットあたり10回、そしてこれを3セット行う必要があります。
筋肉は1セット目から部分的に使われ始め、3セット行うことで全目的に使うことができます。
しかし、痩せない人は2セットで終わるなど、セット数や回数が適当です。
そのため、筋肉の発達につながらず、痩せることができないのです。」

インターバルが長すぎる

「これは典型的にスポーツジムで痩せない人の共通点ですが、運動中のインターバル(休憩)が長すぎる人が多いです。
トレーニングのセット間に座りこんでしまったり、水分補給をゆっくりしてしまっています。
これでは、運動の効率が一気に落ちて、思うような成果は得られません。
インターバルは運動の種類にもよりますが、だいたい30~60秒が限度です。
この時間を厳密に守ろうとしていない人は痩せるのは難しいでしょう。」

スタジオインストラクター

f:id:rerereflow:20160929022351j:plain

露出の多いウエアを着ない

「体型に自信がなくても、初めから露出の高いウエアを着ている方は痩せます。
この逆で、体型に自信がないからと行ってダボダボのTシャツにジャージ・・という方はやはり痩せません。
コンプレックスがある状態で露出を高め、人がたくさんいる場所に行けば、それはモチベーションが勝手に上がりますよね。
いい意味で周りと自分を比較するから、勝手にライバルも作れる。
そして、スポーツクラブはいたるところに鏡がありますから、これでもかというぐらい、自分の体型を見つめることになります。
そうやって、良い意味で自分を追い込める機会を作る方は痩せますし、その逆でコンンプレックスを隠してしまう方は、痩せないですね。」

周りを気にしすぎている

「スタジオレッスンで痩せるには、思い切り体を動かしてカロリー消費量を高めることがポイントです。
また、エアロビクスやボクササイズなどでは、大きな動きをすることで腹筋を始めとした体幹にも効果的な運動となります。
しかし、日本人の気質か、周りの目を気にして動きが小さくなっている方が意外と多いです。
これでは、せっかくスポーツジムに通っても痩せることはできません。」

すぐに休む

「スポーツジムで痩せない人の共通点と言えば、やはり、すぐに休むという点でしょうか。
スタジオプログラムに関しては、有酸素運動ですので、ある程度の時間続けることで脂肪燃焼できます。
ところが、プログラム開始後すぐに休んでしまう人がいます。
さすがに座ったりはしませんが、明らかに動きが小さくなります。
スタジオプログラムはインストラクターに負けないぐらいのテンションで行っていただく方が痩せます。」

フロントスタッフ

f:id:rerereflow:20160929022147j:plain

オプションサービスに興味を示さない

「会員様にはいろいろなタイプの方がいらしゃいますが、痩せない方の共通点というと、施設のサービスやオプションに無関心な方でしょうか。
スポーツジムには、施設以外にも会員様の成果をサポートする様々なサービスがあります。
例えば、最近では(ジムにもよりますが)遺伝子検査や栄養士による食事指導など、スポーツジムでの運動にプラスすれば、ダイエットを強力にサポートしてくれるものがあります。
でも、ご案内しても全く無関心の方もいらっしゃいます。
この逆で、オプションサービスに興味を持ち、積極的に活用される会員様はやはり痩せていきますね。」

まとめ

スポーツジムで痩せない人の共通点は、通い方や運動の仕方、食事管理との両立などいろいろなことがあります。
スポーツジムは、ただ通えば痩せるというわけではありません。
痩せるために必要なことを、運動・食事・モチベーションなどの点から考え、スポーツジムの利点をいかすようにすることがポイントです。
とはいえ、いきなり全てのことを完璧にできるわけではありません。
まずは、定期的に通う・正しい運動の仕方で行う・食事にも気をつける、という基本のことから始めてみましょう。