痩せるダイエット方法

痩せるダイエットの効果と方法、やり方を徹底解説!

ドローインダイエットの効果とやり方を徹底解説!

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ドローインダイエットは、特にウエスト周りに効果があるダイエット方法です。
独特な呼吸法を用いて腹筋を鍛えていくため、いつでもどこでも簡単に行うことが出来ます。
ダイエット器具も必要ありません。食事制限やつらい運動もドローインダイエットとは無縁です。
日常の中で、ほんの少し意識するだけで痩せられるドローインダイエット。
今回はドローインダイエットのやり方や効果、口コミなどを紹介していきます。

1.ドローインとは

ドローインとはどんなダイエットなのでしょうか?
まずはドローインについて、知っていきましょう。

ドローインとは痩せる呼吸法

ドローインはdraw inと表記します。この言葉を日本語に訳すと息を吸う・凹ませるという意味になります。つまり、息を吸ってお腹を凹ませることがドローインダイエットの基本です。
腹筋を使う呼吸法ですが、息を吸っている最中に、お腹を凹ませるため、腹式呼吸とは違うダイエット方法です。
腹式呼吸は、息を吸う時にお腹の中心である丹田を膨らませるイメージで行ないます。
ドローインは、息を吸う時もお腹を凹ましたままで、吐くときには、丹田に腹圧をかけるようなイメージでさらにお腹を凹ませます。
この動作によって、インナーマッスルの一つである腹横筋を鍛えることがドローインの目的です。

ハミガキしながらでもできるダイエット

ドローインは、エクササイズマシーンやダイエット食品を一切必要としません。
仰向けに寝転がって行なうのが基本の姿勢となりますが、立ったままでもじゅうぶんに効果を得られるダイエット方法となっています。
しかもドローインを行なっている間、他の物事に取り組んでいても構わないのです。テレビを見ながら、ハミガキをしながらなど家の中だけでなく、通勤途中の電車の中でも行なうことができます。まさに、究極のながらダイエットといっても過言ではありません。

 

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腹筋運動とドローインの違い

腹筋運動は、筋肉質な体を作るための運動です。たとえば、腹筋を6つに割りたいという場合はドローインよりも腹筋運動のほうが高い効果を発揮するでしょう。
ダイエット目的でウエストを引き締めたい・ほっそりとした腰つきになりたいという場合は、ドローインが最適です。むしろ、ドローインで事足りると評するべきでしょう。ドローインは腹筋運動とは違い、疲れずに行なうことができます。
腰痛持ちで腹筋運動を行なうことができない人でも、ドローインであれば、腰に負荷をかけることなく、腹筋を鍛えることが可能です。

ヨガよりもダイエット効果が高い!?

ドローインはお腹をへこませることを重点的に行なう呼吸法です。
ヨガよりも腹筋に掛かる圧力が高く、引き締め効果が高いといわれています。
また、ドローインはヨガのようにポージングを調べる必要もありません。
呼吸だけで簡単に痩せられるダイエット方法です。

2.ドローインの効果

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ドローインには、ダイエットを含めて、さまざまな美容・健康効果があります。
ここでは、ドローインが体にもたらす有益な効果について、説明していきます。

ウエストを引き締める効果

ドローインは腹横筋(ふくおうきん)を鍛えるダイエットです。お腹の筋肉は腹直筋(ふくちょくきん)、内腹斜筋(ないふくしゃきん)、外腹斜筋(がいふくしゃきん)、腹横筋(ふくおうきん)と、細かく分かれていますが、ドローインで重点的に鍛えられるのは腹横筋です。
では、腹横筋はそのような役割を持っているのでしょうか?
腹横筋は、お腹の筋肉の中でも内臓に近い位置にある筋肉です。コルセットのような形状をしていて、内臓をしっかりと体のラインに収めておく役割を持っています。
腹横筋が弱まると、内蔵が下がってしまい、下腹部がぽっこりと膨らんだウエストラインになってしまいます。
姿勢が悪くなる・骨盤が開くといった二次的な悪影響もあり、全身のスタイルが崩れる原因にもなります。
腹横筋は引き締まったスタイルに欠かすことのできない、縁の下の力持ちなのです。

姿勢がよくなる

腹横筋を鍛えると自然と姿勢がよくなります。
猫背の人が背中を曲げてしまうのは、お腹の筋肉が弱まっているためです。
試しに、背筋を真っ直ぐに伸ばしてみましょう。お腹に力が入っているのがわかると思います。
次に背筋を真っ直ぐに伸ばした状態を長時間、保てるかどうかを想像してみましょう。
難しいと感じた場合、普段の生活でも常に猫背になっている可能性があります。
重力が体に与える影響は考えているよりも大きいものです。体を支えるじゅうぶんな筋肉が作られていないと、人間は無意識のうちに、楽な姿勢を取ろうとします。
猫背が癖になっている場合、内臓も押しつぶされてしまうため、全身の代謝もダウンしてしまい、ダイエットの効率も悪くなってしまうでしょう。

インナーマッスルを鍛えて代謝アップ

インナーマッスルを鍛えることで代謝がアップする、という言葉を聞いたことはありませんか?
インナーマッスルとは、体の奥深くに存在する筋肉のことです。腹筋の場合は、腹横筋がインナーマッスルにあたります。ダイエットにおいて、インナーマッスルを鍛えて代謝を高めることは、非常に重要です。
代謝とは、体内に摂取した糖質や脂質をカロリーとして燃焼する効果を指します。
食べたものを脂肪として蓄えることなく、消費していくためには、高い基礎代謝が必要となるのです。
また、脂肪を燃焼させるためにも、代謝アップがポイントとなります。
脂肪は糖質や脂質よりも燃焼されにくいという特徴があります。つまり、代謝が低い人は毎日摂取する食料をエネルギーに換えるだけで精一杯になってしまい、どれだけ食事制限を行なっても、痩せることができないということです。
代謝は筋肉量に比例してアップしていきます。筋肉が多い体はカロリーを消費しやすいのです。
インナーマッスルを鍛えて代謝をアップさせることができれば、運動をしていない時にもカロリーの消費量がアップするので、ダイエット終了後にリバウンドしにくい体を作っていくことができます。

運動系ダイエットの効果がアップする

インナーマッスルを鍛えて、筋肉量を増やし、代謝をアップさせるとジョギングやウォーキングなどの運動系ダイエットの効果をアップさせることができます。
同じ運動を行なっていても、筋肉が少ない人のカロリー消費量は、筋肉が多い人と比べると下がってしまうのです。
しかし、女性ダイエッターの場合、スポーツ選手のような筋肉質な体つきになるのは避けたいという人もいます。
そういった”キレイに痩せたい人”にオススメなのがインナーマッスルの強化です。
インナーマッスルは体の奥深くにある筋肉ですから、鍛えても体つきが筋肉質になるわけではありません。
運動系ダイエット+ドローインで、より早く、すらりとした女性らしい細いウエストを手に入れることができます。

便秘解消でデトックス効果

ドローインによって腹横筋が鍛えるということは、内臓を支える筋力を強化することです。
腹横筋が弱まっているお腹は、内臓が重力に負けて垂れ下がってしまい、腸が他の臓器によって圧迫されている場合が非常に多いです。
腸が圧迫されると、必然的に便が腸内を移動しにくくなります。このことが便秘を引き起こしているのです。
ドローインで腹横筋を鍛えれば、垂れ下がっていた内臓を正しい位置に戻すことができます。
便秘が解消されれば、デトックス効果だけでなく、肌荒れや冷え性も改善することが出来るでしょう。

腰痛が緩和される効果

腹横筋を鍛えると、背筋を伸ばしていても苦痛に感じなくなるため、姿勢がよくなります。
このことによって、内臓の位置だけでなく、骨盤のゆがみも改善することができるでしょう。
骨盤のゆがみが解消されれば、腰骨や腰の関節も正しい位置へと戻ります。
これが腰痛を緩和する大きな要因となるのです。

完全無料・場所を選ばずにできる

ドローインは呼吸のやり方を一時的に変えるだけで行うことができるダイエットです。
ダイエットに必要なアイテムや食品は特にありません。初期費用は完全無料で行なうことができます。
やり方も簡単です。ドローインの方法を知るだけで、誰でも即座にダイエットが可能です。
また、場所もわざわざ外出する必要がありません。他の室内運動のような騒音に悩むこともないでしょう。日焼けや乾燥といった美容の大敵から肌を守ることもできます。
天候や気温、近所迷惑などを気にせず、ひっそりと取り組むことができるのも、ドローインダイエットの魅力です。

3.ドローインのやり方

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誰でも簡単に始められるドローインダイエットですが、やり方にはいくつかのポイントがあります。
まずはドローインダイエットの基本を見ていきましょう。

ドローインダイエットの基本

まずは、直立姿勢のドローインのやり方です。

①丹田を意識してへこませる

丹田は、おへその5cmから10cmほど下にあるツボです。
発声練習の時にも使用されるツボで、ここを意識することでお腹の筋肉を使いやすくします。
まずは息を吸いながら、丹田をへこませるように意識しましょう。
吸っている時もへこませるのが、ドローインの特徴です。
上手く息を吸えない人は、胸を大きく膨らませるイメージでドローインを行ないましょう。

②お腹全体をへこませる

息を吸う時には丹田を、息を吐く時には、お腹全体をへこませます。
お腹を膨らませるという腹式呼吸の動作は、ドローインには含まれません。
吸う時も吐く時も、お腹に力を込めることを忘れずに。
15秒~30秒ほど息を吐く状態をキープし続けてください。

③お尻の穴を締める

お尻の穴を締めるイメージでドローインを行なうと、横腹筋だけでなく骨盤底筋群も鍛えられるので、内臓の位置や姿勢のゆがみを正す効果がアップします。

④長く吸って長く吐く

30秒間、息を吐き続けるためには、細く長く息を吐く必要があります。
最初は15秒でも構いません。慣れてきたら、徐々に秒数を増やしていきましょう。

⑤一日10回30秒

回数は1日10セットが目安です。1セットあたり30秒ですので、5分程度の短い時間で行なうことができます。
なお、テレビを見ながら、通勤しながらなど、他の物事を行なっていても、ドローインのダイエット効果は発揮されますが、必ず背筋を伸ばして行なうよう心がけてください。

仰向けに寝転がるドローイン

仰向けに寝転がって行なうドローインも、直立姿勢と同じような効果を得ることができます。
まずは膝を立てて、仰向けに寝転がりましょう。
次に息を吸いながら、お腹を膨らませます。仰向けの場合のみ、息を吸う際にお腹を膨らませると覚えておきましょう。
息を吐く時にはお腹をへこませて、30秒間、へこませた状態をキープしてください。

歩きながらドローイン

ウォーキングと合わせてドローインを行うことで、全身のダイエット効果をアップさせるだけでなく、ウエストの引き締め効果も向上させることができます。より効率的に脂肪を燃焼させることができるでしょう。
歩きながらドローインを行なえば、消費エネルギーが40%も増えるという実験結果も出ています。

4.ドローインの注意点

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ドローインダイエットは腹部に大きな圧力をかけるダイエット方法です。
産後や妊娠中は絶対に行なわないでください。早産や腹部の異常を生じさせる原因となります。

食後のドローインも避けたほうが良いでしょう。
ドローインは腹部全体に圧力をかけるダイエットです。
腸だけでなく胃にも圧力が加わるため、吐き気や胸焼けが起こる可能性があります。
食後のドローインは2~3時間ほど空けてから行なうのがベストです。

5.ドローインの口コミ

ドローインでダイエットに成功した人と失敗した人の口コミを集めました。

ドローインダイエット 効果ありの口コミ

26歳/女性

”つらい運動をしなくてもいいというのが、ドローインの魅力だと思います。暑い夏の最中にウォーキングはしたくないですよね。熱中症も心配になりますし・・・。
でも、ジムに通うとなると今度はお金がかかります。ダイエット食品にしても以下同文。
そんなワガママな私にピッタリだったのがドローインです。3ヶ月続けて、体重がマイナス7キロ、ウエストはマイナス8センチという結果になりました。まさしく継続は力なり!です♪”

41歳/女性
”腰を痛めていると、ウエストダイエットの運動は、限られてくるのですが、その限られた中で有効だと感じたのが、ドローインでした。はじめたきっかけは、テレビ番組で紹介されていたからです。
最初にはじめてから半年ほどですが、今でも続いています。お腹周りの脂肪は見てわかるくらいに落ちました。ドローインをはじめるまでは、脂肪でベルトのラインが見えなくなるほどだったのに、今はもう肉がはみ出さないくらいに引き締まっています。
腰痛のほうも一気に緩和されて、かかりつけの医師に驚かれました。”

ドローインダイエット 効果なしの口コミ

36歳/男性
”ドローインは女向けのダイエット。腹筋を割りたいなら、普通の腹筋のほうが断然効果ある。
メタボ腹をへこませたいなら、男でもやる価値あるかもだけど、酒断ちはしないと無理だろ。”

27歳/女性
”満腹の時にやるのも危険ですが、空腹の時にやるのも気持ち悪くなるかもしれません。
断食ダイエット中にドローインをやってたら、吐き気でトイレに駆け込む羽目になりました。。。”

6.まとめ

ドローインは、お腹の筋肉の中でも深い場所にある「腹横筋」を鍛える呼吸法です。
腹横筋は内臓を支えるコルセットのような役割を持つ筋肉で、腹筋運動では鍛えることができません。
お腹をへこませて、体の内側からインナーマッスルを鍛えていくドローインだからこそ、引き締まったウエストを作り出すことができます。

一日にたった5分、ながらダイエットでOKというのも、ドローインの大きな魅力です。
また、初期費用の安さも見逃せない魅力の一つと言えるでしょう。
ドローインには、ダイエット食品やエクササイズ用の器具が必要ないため、0円で行なうことができます。

注意しなければならないのは、食後や空腹時、妊娠中・産後など、お腹に違和感を感じる時に行なわないということと、目標のウエストサイズになるまで、毎日続けていくという点です。
ダイエットは続けなければ効果が現れません。短期間で効果があらわれるダイエットもありますが、ドローインは体型だけでなく体質も変化させていくダイエット方法ですので、目標サイズに到達するまでには、時間がかかります。運動系ダイエットや食事制限と併用していなければ、体重を落とすことも難しいでしょう。
ドローインの目的は「お腹の筋肉を引き締めてウエストを細くすること」です。
体重計を見るのではなく、ウエストのサイズに着目してダイエットを行なっていきましょう。