痩せるダイエット方法

痩せるダイエットの効果と方法、やり方を徹底解説!

【女性必見】生理前・生理中・生理後のダイエットを徹底解説!

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月に一度、必ずやってくる生理。

女性なら誰でも憂鬱になりますよね。

  • 生理痛
  • イライラ
  • 体のだるさ

など、子どもを生むために必要だとわかっていても、生理の症状を歓迎できる女性はいません。

そんな嫌なことだらけな生理ですが、実は生理周期を活用すれば、ダイエットがぐっと楽になるんです。

今回は生理を利用して楽やせできる、『生理周期ダイエット』について、説明していきます。

1.生理とダイエットの関係

生理周期に合わせてダイエットすることで、より効率よく痩せることができるのですが、その仕組みは一体、どういったものなのでしょうか?

まずは知っているようで知らない、生理について理解していきましょう。

生理(月経)とは

一般的に生理(月経)というと、血が出ている時のことを指しますが、実は血が出ていない時にも子宮の中では変化が起きています。
血が出るというのは、月経のひとつの過程に過ぎないのです。

月経は大きく4つの段階に分かれています。

  1. 月経期
  2. 卵胞期
  3. 排卵期
  4. 黄体期

の4つです。

女性の体は、初潮から閉経を迎えるまで、一日たりとも休むことなく、この4つの段階を繰り返しています。

 

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生理周期とは

生理周期は、生理が始まった初日から次の生理が来るまでの期間を指します。

だいたい25~38日間とされており、この間に卵巣内で新たな卵子が作られて、子宮の中に卵子が下りてきます。妊娠するのは子宮内に卵子がある時です。

ダイエットに生理周期が役立つことを知らなくても、女性なら無意識に生理周期を意識しているのではないでしょうか?

月経期・卵胞期・排卵期・黄体期とは

  1. 月経期
  2. 卵胞期
  3. 排卵期
  4. 黄体期

の4つのうち、どれが生理中にあたるのでしょうか?

その答えは月経期です。そして意外なことに体に不調があらわれるのは、月経期よりも黄体期であるといわれています。

人によって個人差はありますが、生理が始まってからよりも、始まる前のほうがイライラやだるさが強いという傾向があります。体に脂肪がつきやすく、太りやすくなるのも黄体期です。

では、なぜ黄体期には太りやすくなってしまうのでしょうか?

女性ホルモンがダイエットに与える影響

黄体期に太りやすくなる原因は、女性ホルモンの分泌量が影響しています。
女性ホルモンは卵巣から分泌されていることもあって、生理と関係が深いホルモンなのです。

まずは、女性ホルモンについて説明していきます。
女性ホルモンは2種類あります。

  • エストロゲン(卵胞ホルモン)
  • プロゲステロン(黄体ホルモン)

です。

エストロゲンは別名・美容ホルモンともいわれており、新陳代謝を高めてむくみを解消したり、肌のターンオーバーを正常化させて美肌を作り出すといった効果があります。

女性らしい体つきを生み出すのもエストロゲンの作用によるもので、バストアップにも欠かせない成分です。

プロゲステロンは体温を上げる作用を持つ女性ホルモンです。

黄体ホルモンという別名からもわかるように、黄体期に分泌されるホルモンで、体温を高めることで妊娠しやすくする効果があります。

また、妊娠しやすい体にするという役割から、脂肪を溜め込みやすくする・水分を蓄えやすくするといった効果もあります。

黄体期に分泌されることや肥満に繋がる効果から、プロゲステロン=悪いホルモンというイメージがありますが、プロゲステロンそのものは体に必要なホルモンです。

生理前の黄体期にストレスを感じやすくなったり、体がだるいといった症状が現れるのは、プロゲステロンの分泌バランスが乱れているためです。

このように、女性ホルモンは女性の体と心に大きな影響を与えています。
ポイントとなるのは、生理周期に合わせて、それぞれの女性ホルモンの分泌量が変化するという点です。

大雑把に分類すると、エストロゲンの分泌量が多い時期は痩せやすく、美容にも良い効果が体にもたらされます。逆にプロゲステロンの分泌量が多い時期には痩せにくく、食欲も増してしまうことになります。

ただし、プロゲステロンの分泌を止めることが体や美容に良いとは言えません。

女性ホルモンの分泌量を美容やダイエットのためだけにコントロールしようとすると、生理不順や不妊症といった重大な悪影響が体にあらわれてしまいます。
では、どうやって女性ホルモンの分泌をダイエットに生かしていくかというと、それは生理周期に合わせて、ダイエットの方法を変えていくのがベストな方法でしょう。

生理周期を利用した生理周期ダイエット

ダイエットの肝となる女性ホルモンは、生理周期によって分泌量が変化します。

女性ホルモンのバランスが変化すると、女性の体は脂肪を溜め込みやすくなったり、筋肉を鍛えやすくなったり、デトックスが頻繁に行なわれたり、というように体質が変わっていきます。

つまり、女性の体は生理周期に合わせて、痩せやすい時期と痩せにくい時期を行き来しているのです。

  • 月経期
  • 卵胞期
  • 排卵期
  • 黄体期

という4つの生理周期に合った、ダイエットのやり方を行なうことでダイエット効果を高めることができます。

 

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2.生理周期ダイエットの効果

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生理周期ダイエットには、ダイエット効果を高める効果以外にも、さまざまな健康・美容効果があります。
ここでは、生理周期ダイエットのダイエット効果と美容・健康効果を説明していきます。

痩せやすい時期にしっかり痩せられる

生理周期ダイエットは、生理周期から

  • 痩せやすい時期
  • 痩せにくい時期
  • 太りやすい時期

などを割り出して、それぞれの時期に合った食事や運動を行なって、スレンダーなボディを手に入れるダイエット方法です。

特に、痩せやすい時期に適切な運動を行なうというのは、非常に有効なダイエット方法です。

個人の体質や運動量にもよりますが、1週間ほどの痩せやすい期間中にウォーキングやジョギングといった運動を行なうことで、月に3~5キロの減量に成功する人もいます。

  • 毎日、運動を続けられない
  • 痩せる前にダイエットを諦めてしまう

という人でも簡単に痩せることができるのが、生理周期ダイエットの魅力です。

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ガマンの期間はたった7日間!

生理周期ダイエットは、「食べるのが大好きで、食事制限がつらい」という人にもオススメのダイエット方法です。
女性には太りやすい時期と太りにくい時期があります。

これも生理周期に合わせて分泌される、女性ホルモンの影響によるものです。
つまり、生理周期に合わせて食事制限を行なえば、短期間の食事制限で効率的にダイエットができるということになります。

一般的な生理周期の場合、太りやすい時期は7日間ほどですから、7日間、間食やスイーツといった高カロリーな食事をガマンするだけで、飛躍的にダイエット効果がアップするということです。

どうしても間食をしてしまう方はこちら

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太る周期を知ってストレスフリーに

ダイエットで一番のストレスになるのが、頑張っても体重が落ちなくなる「停滞期」です。
停滞期に入ると、どれだけ食事制限をしても、運動をしても、なかなか体重が落ちません。それどころか太ってしまうこともあります。
停滞期を乗り越えるためには、結果がついてこなくてもダイエットを続けていくことしかありませんが、ただでさえ、つらくて苦しいダイエットをしているのに体重が減らないとなれば、モチベーションを保つのが難しくなります。

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そんな時に効果を発揮するのが、生理周期ダイエットです。

女性の体は、生理前の黄体期に入ると、必ず太りやすくなります。

黄体期に体重が増えてしまうのは、自然なことでストレスを感じる必要はないのです。

また、黄体期を抜ければ、痩せやすい期間である卵胞期に突入します。

卵胞期に入るまで、と考えれば、体重が増えてしまっても、ダイエットのモチベーションが下がることはありません。

生理周期に合わせて美肌ケアも

女性ホルモンのエストロゲンには美肌を生み出す効果があります。

エストロゲンは生理周期に合わせて、分泌量が増減するホルモンですから、エストロゲンが分泌されやすい時期に、

  • 脱毛
  • ピーリング

といった肌ケアを行なうことで、美しい肌を手に入れやすくなるという効果もあります。

生理痛やPMSを解消できる

生理周期に見合った体調管理や食生活を送ることで、生理痛やPMS(月経前症候群)といった、生理による体調不良を緩和することができます。

また、女性ホルモンのプロゲステロンには、体を温める効果がありますから、プロゲステロンの分泌バランスを整えることで、

  • 冷え性
  • 肩こり
  • 腰痛
  • 頭痛

の改善にも繋がります。

3.生理前のダイエット方法

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ここでは生理周期ダイエットの具体的な方法を紹介していきます。
生理前に行なうと。効果的なダイエット方法は、どういったものなのでしょうか?

生理前のダイエットは痩せにくい

生理前のダイエットは痩せにくい傾向があります。ここで取り上げている生理前とは、生理の1週間前、黄体期にあたる期間です。

黄体期には女性ホルモンのプロゲステロンが多く分泌されて、体温が上がりやすくなります。

また、プロゲステロンには、女性の体を妊娠しやすくする作用があるため、脂肪や水分を蓄えようとしてしまうのです。

生理前の運動ダイエット

生理前に過度な運動ダイエットを行なっても、思ったほど体重は落ちません。それどころか太ってしまう人もいます。

加えて、生理前には体のだるさや腹痛といった体調不良に悩まされる女性もたくさんいます。

それらの体調不良をガマンして運動しても、効果はあらわれませんし、ダイエットに嫌気がさしてしまう原因にもなります。

生理前にはストレッチなど、室内で行なえる程度の軽い運動に留めておきましょう。お風呂で半身浴をして、余分な水分を排出するのも効果的です。

 

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生理前の食事制限ダイエット

生理前には食欲がアップします。

これは生理の影響によるもので、本人の意思の弱さではありません。

生理前になると、妊娠に備えて、体が脂肪を蓄えようとするため、食欲が増してしまうのです。

他にも、生理前のイライラが食欲を増幅させてしまうことがあります。

生理前の食事制限ダイエットは、暴飲暴食や間食を避けるだけで十分です。

むくみが気になるのであれば、利尿効果があるカリウムを多く含むアボカドや海藻類などの食べ物を食べるように心がけましょう。

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4.生理中のダイエット

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生理中には、どのようなダイエットを行なえばよいのでしょうか?
ここでは、生理中に効果的なダイエット方法を説明していきます。

生理中のダイエットはストレス対策がポイント

生理中のダイエットは、無理をせず、ストレスを感じないようにすることが大切です。

生理中は、心と体の両方が消耗しやすくなっています。

そんな最中、過酷な運動ダイエットや食事制限を行なっても、ダイエット効果はあらわれません。
また、女性ホルモンは自律神経から命令が出されることで分泌されています。

自律神経はストレスに弱く、生理中に無理なダイエットを行なうと、食事内容や運動量に気を使っていても、簡単に分泌バランスが崩れてしまいます。

女性ホルモンの分泌バランスが崩れると、生理後に来るダイエットしやすい期間にも悪影響を及ぼしてしまいます。

生理中には、ストレスを感じないように生活することを最優先にしましょう。

生理中の運動ダイエット

生理中は運動することよりも、体を休めることが重要です。

体重を減らすことを目的とするのではなく、体重を維持するような運動を心がけましょう。

運動のメニューに関しては、体に負荷をかけるものよりも、リラックスできるストレッチやマッサージを行なったほうが効果的です。

生理中の食事制限ダイエット

生理中の食事は温かいものを食べるようにしましょう。

生理前とは違い、生理中はプロゲステロンの分泌量が低下するため、体温が下がりやすい傾向があります。

体が冷えると代謝が悪くなってしまい、カロリーも消費されません。

頭痛や生理痛といった体調不良も起こりやすくなります。

温かい飲み物やスープなどで体温を上げることを意識してください。

5.生理後のダイエット

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生理後は生理周期ダイエットで、もっとも重要な期間となります。
どんなダイエットを行なえば、効率的に痩せることができるのかをチェックしていきましょう。

生理後のダイエットは痩せやすい!

生理後は、生理周期の中でもっともダイエットに適している期間です。
生理が終わってから7日間が、「卵胞期」と呼ばれるダイエットの勝負期間となります。

この時期は日常生活を送っているだけでも、体重が減りやすくなっていますから、運動や食事制限といったダイエット方法も、他の時期と比べると格段に良い効果があらわれる時期といえるでしょう。

生理後の運動ダイエット

生理後の運動ダイエットは、運動系ダイエットの定番である有酸素運動が非常に効果的です。

体内で脂肪分解酵素が作られやすくなるため、有酸素運動を行なえば行なうほど、脂肪が燃焼されていきます。

また、筋肉が作られやすい期間でもありますから、無酸素運動を交えながら、運動を行なっていくのも良いでしょう。
筋肉量が増えると基礎代謝がアップするため、運動をしていない時のカロリー消費量も多くなります。
リバウンドしないダイエットを行ないたいのであれば、無酸素運動で筋肉を増やしながら、有酸素運動で脂肪を燃焼させていくのがベストです。

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生理後の食事制限ダイエット

生理後の食事制限ダイエットは、糖質や脂質を避けるのが良い方法といえるでしょう。

ただし、一概に「肉類を避ければ良い」というものでもありません。

筋肉を作り出すタンパク質は肉類に多く含まれています。
筋肉量を増やしながら、脂肪を抑えるのであれば、低脂肪・高タンパク質な鶏肉がオススメです。

タンパク質とダイエットの関係とタンパク質を含む食品

他にも大豆食品から、良質なタンパク質を摂取することができます。

また、大豆食品に含まれている大豆イソフラボンは、美容ホルモンであるエストロゲンの代用品として体内で活躍してくれます。

ダイエットと同時に、美肌やバストアップを目指している女性は、大豆食品を積極的に摂取していきましょう。

6.まとめ

生理前、生理中、生理後のダイエットは、女性ホルモンの分泌バランスがポイントとなります。

基本的にエストロゲンの分泌量が増加している生理後は痩せやすく、プロゲステロンの分泌量が増加している生理前には太りやすくなってしまいます。

太りやすい時期にダイエットを行なっても、体重はなかなか落ちません。

無理な食事制限ダイエットや運動ダイエットを行なえば、生理不順や体調不良を招く可能性もあります。

生理前の1週間と、生理中は体を休めることを第一に考えてください。もちろん暴飲暴食や間食は厳禁ですが、三食を無理に削る必要はありません。

運動もストレッチ程度に留めて、半身浴で体を温めながら、余分な水分を排出することに尽力しましょう。

本格的なダイエットを行なうべきなのは、生理後の1週間です。

この1週間は努力が確実に実を結ぶ期間となっています。ダイエットをやればやったぶんだけ体重が落ちていく魔法の期間です。

これからダイエットを始めようと考えている人は、ぜひ生理後の1週間から始めてみてください。短期集中型のダイエットで、見る見るうちにダイエットできますよ。