痩せるストレッチダイエットの効果と方法を徹底解説!
気合を入れてダイエットを始めたものの、継続できずに挫折してしま った経験はないでしょうか?
特に、運動系のダイエットはモチベーション維持が難しく、途中で挫折してしまう方が多いようです。
そんな中、「続けやすいうえに痩せる」ということで人気が高まっているのが、「ストレッチダイエット」です。
ストレッチはダイエットだけでなく、健康管理にも良いことが多いようですし、何よりダイエット成功の鍵となる、継続のしやすさは注目すべき点だと言えます。
今まで、あらゆるダイエットを試したけれど続かなかったという方には、最適な方法かもしれません。
今回は、そんな痩せるストレッチダイエットについて徹底的に解説したいと思います。
無理をせず、痩せるダイエット方法をお探しの方は、ぜひ、チェックしてくださいね。
ストレッチとダイエットとの関係
「ストレッチ」というと、運動前に行う準備運動というイメージが強いものですが、実は、ストレッチによって得られる効果は、リラックス効果や代謝アップなど、ダイエットにおいてプラスになる事がたくさんあります。
また、ストレッチは運動などに比べて、どなたでも始めやすく、ダイエットの成功において重要な「継続のしやすさ」もあります。
これらの点をしっかりといかせば、痩せるストレッチダイエットは可能になると言えるでしょう。
ストレッチの効果
ストレッチで期待出来る効果は、主に以下のようなものがあります。
血行促進
ストレッチは、体のあらゆる筋肉をひとつひとつじっくりと伸ばすため、筋肉の柔軟性が高まります。
筋肉が柔らかくなれば、日常生活の中で縮まっていた血管が広がり、血流が促進されるため、代謝アップに繋がります。
この他、老廃物も排出されやすくなるため、体の中の巡りを良い状態にすることが出来ます。
体温アップ
ストレッチによって血行が促進されると、体温を高く保つ効果が期待できます。
体温が一度上がれば、代謝が約12%上がり、その効果はウォーキングを約30分するのと同じだと言われています。
(ただし、これは平均的な数字で、個人差はあります)
また、体は冷えると脂肪を溜め込もうとするため、常に高い体温を保てるということは、脂肪の蓄積防止に役立ちます。
スポンサーリンク
代謝アップ
筋肉は本来、運動をした時や日常生活の中で、どの部位も問題なく使われるものですが、立ちグセや座りっぱなしの姿勢などによってコリや筋肉の縮みが生じると、その部位は運動をしても動きが悪くなります。
この様に、動きの悪い筋肉は消費出来るカロリーも少なくないため、そのような筋肉が増えると、体の代謝は下がっていきます。
ストレッチによって筋肉を常に柔らかい状態に保つことが出来れば、「使える筋肉」が増え、運動や日常生活の中でしっかりとカロリー消費できるようになります。
リラックス効果
ストレッチをすると体がほぐれるだけでなく、精神的にもリラックスします。
私たちは日常的に仕事や家事など、様々な面でストレスにさらされていますが、ストレスは食欲を増進させたり、睡眠の質を低下させたり、筋たんぱく分解を促進するストレスホルモン(コルチゾール)の分泌の原因となるなど、ダイエットにマイナスの作用をたくさん引き起こします。
ストレッチによってストレスを解消出来れば、このようなダイエットにマイナスとなす作用を防ぐことが出来ます。
部位別痩せるストレッチダイエットの方法
それでは、痩せるストレッチダイエットにおすすめの部位とストレッチ方法を解説します。
股関節
私たちは普段、椅子に座って食事をし、電車通勤で座り、デスクワークをする・・・というように、一日中、ほぼ座った状態で過ごしています。
座った状態では、リンパが集中している股関節が圧迫され、血流がどんどん悪くなっていきます。
血流が悪くなると、体温や代謝の低下が起こるほか、老廃物がスムーズに排出されなくなり、体は痩せにくい状態へとなっていきます。
そこで、痩せるストレッチダイエットでは、股関節をしっかりとストレッチすることがポイントとなります。
デスクワークの方などは特に、股関節が詰まりやすくなっているので、こまめにストレッチをするようにしてください。
股関節のストレッチ
- ベッドやヨガマットなどの上にうつ伏せになり、両足を揃えてヒザを曲げます。この時、肩と首は脱力しておきましょう。
- 次に、息を吐きながら両脚を揃えた状態で右にゆっくり倒し、続いて、息を吸いながら元の位置まで持ち戻します。
- 反対側も同様に行います。
- 左右交互に10回ずつ、合計20回ほど行いましょう。
このストレッチでは、ただ足を倒すのではなく、股関節が動くのを感じるようにすると効果的です。
股関節が詰まっていると、痛みを感じることもあるので、無理をせず、深い呼吸をしながらゆっくりと行うようにしましょう。
前もも
太ももの中でも特に前ももは、日常生活の中の歩く、走る、階段を上る、自転車をこぐ、といった動作の中で使われる事が多く、その分、筋肉も疲労やコリがたまり、硬くなりやすい部位です。
前ももが硬くなると、下半身の血流が悪くなる他、前ももがパンパンに張る原因になります。
これが慢性化してしまうと、下半身太りの元凶にまでなる可能性もあるので、股関節と同じく重点的にストレッチしましょう。
特に、ハイヒールを履く機会の多い女性や、つま先重心の方は、前ももが硬くなりやすいので、定期的に行うようにしてください。
前もものストレッチ
- ベッドやヨガマットなどの上に座り、片方の膝を曲げます。
- そのまま、ゆっくりと体を後ろに倒していき、痛みがなければ完全に仰向けになり、太ももの前を伸ばします。
- 左右交互に30秒ずつ、合計3回ほど行いましょう。
太ももの前側は伸ばす時に痛みを感じやすいので、決して無理をしないようにしましょう。
慣れないうちは、体を最後まで倒せなくても構いませんので、徐々に慣らしていくようにしましょう。
太もも裏
前ももと同じく、太もも裏も硬くなりやすい部位です。
特に、デスクワークの方に多い猫背になると、体のバランスをとるために太もも裏の筋肉が緊張し、硬くなります。
太もも裏が硬くなると、拮抗する前ももの硬さがとれなくなったり、猫背が固定されてしまうなどの影響が出てきて、ダイエットだけでなく、姿勢のゆがみを慢性化させてしまいます。
姿勢のゆがみは見た目でなく、ダイエットや健康にもマイナスになるので、前ももとセットでストレエッチするようにしておきましょう。
特に、デスクワークの方や猫背のクセがついている方は、しっかりと行うようにしてください。
太もも裏のストレッチ
- 膝ぐらいの高さのイスを用意し、伸ばしたい方の足をイスに乗せ、かかとを立てます。
- そのまま、ゆっくりと体を前に倒していき、太ももの後ろ側を伸ばします。
- 左右交互に30秒ずつ、合計3回ほど行いましょう。
このストレッチでは、ふくらはぎを伸ばすのではなく、太もも裏を伸ばすようにしましょう。
椅子に置いたかかとをストッパーにして、腰全体で引くようにすると、太もも裏をしっかりと伸ばすことが出来ます。
胸
現代人は、パソコンを使用する時間ややスマホを頻繁に見る時間が長く、猫背になりやすくなっています。
猫背になると、肩が中へ丸まり込み、胸が押しつぶされた状態になります。
胸が押しつぶされると、呼吸が浅くなり、酸素不足の原因となっていきます。
酸素不足は、疲労や代謝低下などの原因となるほか、加齢も加速させると言われています。
ダイエットだけでなく、美容においてもマイナスの影響を及ぼすので、胸も重点的にストレッチ
しておきましょう。
胸のストレッチ
- 体の後ろで、両手を組んで腕を伸ばします。
- 肩を後ろに引いて、肩甲骨を中央に引き寄せていき、胸を伸ばします。
- 30秒を3回ほど行いましょう。
肩を後ろに引く際、上の方へ引くと、肩がすくんでコリの原因となるので、まっすぐ引くようにしましょう。
お腹
「お腹のストレッチ」というと、聞き慣れない感じがする方も多いかもしれませんが、お腹にはリンパが集中していることもあり、体の血流を良くして代謝を高めるには重要な部位です。
また、脇腹にあたる体側も硬くなりやすく、ストレッチが必要な部位です。
お腹周りが硬くなると、冷えや脂肪がつきやすくなる原因となるので、他の部位と同じく、しっかりとストレッチしておくようにしましょう。
特に、デスクワークの方や猫背のクセがついている方、この他、主婦の方や職業柄、前かがみの姿勢になることがおおい方も注意が必要です。
特に、日常生活の中で、座る時間が長い方や、お腹が冷えがちという方は重点的に行うようにしてください。
お腹のストレッチ
- ベッドやヨガマットなどの上にうつ伏せになり、両手を胸の横あたりに置きます。
- 両手で床を押し、ゆっくりと腕を伸ばしていきます。
上体が起きてくるので、、背中を反らしたまま、その姿勢をキープします。 - お腹がしっかりとストレッチされいるのを感じましょう。
- 30秒を3回ほど行いましょう。
お腹のストレッチは慣れていないと、伸びている感覚を掴むのが難しい場合があります。
このストレッチでは、背中や胸の伸びを感じやすくなるので、しっかりとお腹の伸びを感じるようにしてください。
お腹痩せの方法についてはこちらで詳しく解説しています。
お腹周りの部分やせでウエストのくびれの作る方法についてはこちらで詳しく解説しています。
ふくらはぎ
ふくらはぎは「第二の心臓」と言われるほど、体の血流に深く関与する部位で、痩せるストレッチダイエットにおいてもふくらはぎをストレッチすることは非常に重要です。
日常生活の歩く、階段を上るといった動作で酷使される部位のため、疲労によって硬くなりやすくなっています。
まめにストレッチするようにしましょう。
ふくらはぎのストレッチ
- 床などの平らな場所に正座をし、片側の膝を立てます。
- かかとを体の近くに寄せて床に付けます。
- 胸で太ももを前に押してふくらはぎを伸ばします。
- 30秒を3回ほど行いましょう。
ふくらはぎを伸ばす際、反動をつけるのではなく、じっくりと伸ばすようにしまよう。
自分の体重をふくらはぎに乗せるように意識すると、伸ばしやすくなります。
痩せるストレッチダイエットのポイント
痩せるストレッチダイエットには以下のようなポイントがあります。
タイミングは朝&就寝前がベスト
ストレッチの効果を最大限にいかすには、ストレッチを行うタイミングが重要です。
おすすめは、朝と就寝前です。
朝行えば、1日の始まりに行うことで、その日一日を代謝の高い状態で過ごすことができ、夜行えば、その日の疲れや体のコリをとって睡眠の質を高め、翌日のコンディショニングを整えることが出来ます。
その際、朝は、起きてすぐではなく、水分をとり、体があたたまってきてから行うようにしましょう。
起床後すぐは、体温も低く、体全体が硬い状態のため、無理をすると痛みに繋がる場合があります。
また、就寝前は、血行が良くなっているお風呂あがりがベストです。
筋肉を伸ばしやすくなるだけでなく、リラックス効果も高まり、睡眠の質も高めることが出来ます。
水分をとりながら行う
筋肉や関節まわりを柔軟にするには、水分も必要です。
ストレッチを行う際は、水分をしっかりと摂りながら行うようにしましょう。
ただし、冷たい飲み物は体を冷やしてしまい、逆効果になりかねません。
白湯などの少し温かいものを飲みながら行い、ストレッチ効果を更に高めましょう。
特に、起床直後は体が水分不足の状態なので、必ず水分を十分にとってからストレッチを行うようにしてください。
深い呼吸をしながら行う
ストレッチを行う際は、呼吸も重要なポイントです。
動作と連動させながら深い呼吸で行いましょう。
特に、硬くて伸ばしにくい部位や慣れない部位のストレッチをする時は、息を止めやすくなるので注意をしてください。
呼吸は基本的に、鼻から息を吸って、口で吐くようにします。
吸った息は、胸にため込むのではな、お腹にためるようにし、深い腹式呼吸を行うことがポイントです。
ストレッチダイエットの注意点
ストレッチダイエットを行う際は次のようなことに注意をしましょう。
ストレッチは動かさず、じっくり伸ばす
ストレッチを行う際、体を前後にゆすって動かさないようにしましょう。
特に、始めたばかりの頃は、筋肉も硬い状態なので、思い通りに伸ばせない方が多いと思います。
そのような場合でも、焦らずに、深い呼吸を意識してじっくりと筋肉を伸ばすようにしましょう。
ストレッチ以外のことも忘れずに
痩せるストレッチダイエットでは、ストレッチ以外の管理も忘れないようにしましょう。
特に、「ストレッチをしているから・・・」と安心して、食事の量が増えてしまっては意味がありません。
ストレッチ以外にも、食事管理や適度な運動など、ダイエットに欠かせないことは、しっかりと行うようにしてください。
ストレッチダイエットの口コミ
それでは最後に、実際にストレッチダイエットを行った方の口コミをご紹介します。
ストレッチダイエットの効果ありの口コミ
20代女性 はじめてダイエットに成功しました!
今まで、ジョギングやジム通いなど、色々なダイエットにチャレンジしましたが、どれも長続きしませんでした。
もともと、めんどくさがりというのもあったので、わざわざ、ジョギングのウエアに着替えたり、ジムに行くのが面倒になってしまい、長くても一週間でやめてしまっていました。
そんな時、ストレッチダイエットが良いと友人から教えてもらい、「ストレッチなら私にも出来るかな」と思って始めてみた所、気持ちよくってヤミツキに!
体が伸びるのが気持ちよくて、全然、億劫に感じませんでした。
続けるうちに、なんだか「せっかくストレッチを頑張っているんだから、食事も頑張ってみよう」と思えてきて、規則正しい食事を意識するようになりました。
そのおかげか、何と半年で体重が3キロもダウン!
人生ではじめて、ダイエットに成功しました。
30代女性 ストレス解消で、食欲が適正に!
仕事が忙しく、食事だけが楽しみになったせいで、半年で7キロも太ってしまいました。
すごくお腹が空いているというわけでもないのに、食べ過ぎてしまって・・・。
食べている時だけが現実逃避という感じでした。
そこで、増えた体重はもちろんですが、食欲をどうにかしなければと悩んでいた所、ストレッチダイエットが良いと耳にし、藁をもつかむ思いで始めることに。
まずは、朝、会社に行く前と夜寝る前にやるようにしました。
すると、すごくリフレッシュできて、慢性化していたイライラも落ち着き、自然と食欲も元にもどっていったんです!
今までは、帰宅してからは何かを食べて寝るだけだったのですが、今はストレッチをして、心身ともにリラックスしてから寝る状態。
ムダに食べることも飲むこともなくなって、体重も落ち着いています。
30代男性 運動のレベルがあがった!
体型には拘りがあり、ジム通いしていましたが、いまいち、成果が出なくて悩んでいました。
ジムのスタッフさんに相談してみた所、筋肉が使えていないのでは、との指摘を受け、ストレッチをすることに。
実際にはじめてみると、太ももや胸がものすごく痛くて、「こんな状態で運動していても、成果が出ないのは当然かも」と、反省までしましたね。
ストレッチは、筋肉が硬くて苦戦したのですが、地道に続けていき、それにつれて運動も動作がスムーズになり、それに連れて、体も絞れてきました。
体型維持にストレッチなんて関係ないと思っていましたが、こんなにも重要だったんですね!
ストレッチダイエットの効果なし口コミ
20代女性 体が硬くて、辛かったです。
友達がストレッチダイエットで痩せたので、私も始めました。
でも、体が硬すぎなのか、痛くて続かなかったです。
特に、股関節とか下半身は辛く、一回やっただけでイヤになってしまいました。
体の硬さってなおるものなのでしょうか?
30代女性 せっかちな性格には不向きかも
ストレッチダイエットは、「痩せる!」と会社の女子の間で話題になっていたので、私もチャレンジ!
所が、実際にやってみると、じっとしているのに耐えられなくて、途中でイヤになってしまいました。
せっかちな性格なので、もっと動くダイエットの方が合っているのかもしれません。
40代女性 気休めのようなもの?
ストレッチダイエットって話題になっているので、チャレンジしてみましたが、痩せませんでした。
ちょっと疲れが取れやすくなったかなって思うぐらいで、私のぽっこりお腹には全く効き目がありませんでした。
リラックスやリフレッシュにはいいかもしれませんね。
ストレッチダイエットのまとめ
ストレッチをすることで得られる効果は、リラックス効果や代謝アップなど、ダイエットにおいてプラスになる事がたくさんあります。
また、ストレッチは運動などに比べて、どなたでも始めやすく、ダイエットにおいて重要な継続もしやすさもあります。
ただし、ストレッチをしているからといって油断しては意味がありません。
ストレッチに加え、ダイエットの必要不可欠な食事管理や適度な運動も忘れないようにしましょう。