痩せるダイエット方法

痩せるダイエットの効果と方法、やり方を徹底解説!

【脂肪撃退】烏龍茶ダイエットの効果を徹底解説!

カウンターにある烏龍茶

今では本来の舞台である中華料理だけでなく、家庭でも頻繁に飲まれるようになったウーロン茶。

居酒屋さんなどでも、色々な料理と合うことから「ウーロンハイ」を頼む方も多いはずですが、このウーロン茶には驚きのダイエット効果があり、それを見越した新商品も毎年各メーカーから販売されています。

そこで今回は、以前からダイエットと美容に役立つと言われているこのウーロン茶の概要と主な栄養素やカロリー、ダイエットへの効果的な取り入れ方を詳しく説明していきたいと思います。

ウーロン茶とダイエットとの関係とは?

今回紹介するウーロン茶ダイエットとは、普段飲む水や他の飲み物とウーロン茶を置き換えて、その優れた栄養素を利用しダイエットを目指す方法です。

そこでまずは、ウーロン茶とはどういったものでどんな栄養素を持ち、どのようにダイエットと関わっていくのかについて詳しくみていきましょう。

 

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ウーロン茶とは?

その起源は中国南東に位置する広東省、摘んだ後「半発酵」させ乾かした茶葉がまるでカラスの羽のように黒く、その形状が天を舞う竜の姿のように見えることからこの名前がついたと言われています。

現在世界一の生産量を誇るのは広東省よりやや北部にある福建省で、その後に台湾が続き、日本でも生産されてはいますがその量は微々たるものです。
いくつもの品種が生産されていますが、主だったものを紹介すると、

武夷岩茶 本場福建省で栽培されているウーロン茶の代表的品種
豊かで芳しい香りとほのかな渋味のなかに甘味もしっかり感じられる
鉄観音 福建省ならびに台湾でも栽培されている
日本で知名度が高く輸入量も多いのはこの品種
水仙 広東省が主な産地
香港の中華料理店では「ウーロン茶」ではなく、この品種名を伝えないとウーロン茶が出てこないほどに浸透
凍頂烏龍茶 台湾の山沿いの地域で広く栽培
その味わいは日本茶に近いため、日本でも人気の高い品種

 

などがあり、それぞれ味わいに特徴があるものの、主だった栄養素はそれほど差があるわけではないので、ここではひとくくりに「ウーロン茶」として説明して参ります。

また、最近よく「黒ウーロン茶」という名称を耳にしますが、これはウーロン茶の品種名ではなく開発したサントリーが命名した「商品名」。

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ニュアンス的には、ウーロン茶の成分を濃縮した「濃いウーロン茶」といったものなので、こちらも同じものと解釈して話を進めて参ります。

ウーロン茶のカロリーは?

多くの方が大体予想されているかもしれませんが、今回ダイエットに使用するウーロン茶は、水はもちろんですが他のお茶同様カロリーゼロ。

そのためジュースや炭酸飲料の代わりにウーロン茶を飲むことで、単純にカロリーを減らせるのは容易に想像できるはずです。

ウーロン茶の持つ栄養素とは?

ウーロン茶には痩せる栄養素がたくさんある、と一概に言うことは実はできません。
というのも、ミネラルやビタミンなどことダイエットに役立つと言われる主な栄養素については、実はわずかな含有量しかありません。

しかし、ウーロン茶がダイエットと関わっていく理由は前の項で伝えたノンカロリー飲料であることの他に、

  • ウーロン茶重合ポリフェノール

  • カフェイン

という、2つの大きくダイエット効果を見込める栄養素を持っているからです。

ウーロン茶がここまで日本に浸透したわけとは?

単純にノンカロリー飲料であれば日本で昔から販売されている他のお茶でも十分。
しかし、なぜ中国や台湾からの輸入に頼らねばならないウーロン茶が日本中津々浦々まで広まっていったのでしょうか、それには1970年代、日本中の人気を独占したあるアイドルデュオの存在が大きく関わっています。

それが、「UFO」など数々のヒット曲で知られるピンクレディー。

抜群のプロポーションと、奇抜な振り付けで一世を風靡したこの2人が、その体型維持のために毎日飲んでいたのが、当時はまだほとんど国内で需要のなかったこのウーロン茶でした。
彼女たちが愛飲していることが世間に伝わったとたん、彼女たちのスタイルに憧れる多くのファンの間で話題沸騰、これまで2トン程度だったウーロン茶の年間輸入量が一気に280トンにまで増大。
更にその動きに併せて1979年、国内お茶飲料メーカー最大手「伊藤園」が世界初の缶入りウーロン茶を商品化販売開始すると、サントリーなど他メーカーもそれに続き国内での市場を完全に獲得しました。

そして、以来その地位は揺るがず、飲料水メーカーのほとんどが所属する全国清涼飲料水工業会が毎年実施する「好きな飲料水ランキング」においても平成10年には第1位に輝くなど、常に上位を維持し続けています。

ウーロン茶ダイエットの効果

上昇する矢印

ノンカロリーで独自の栄養素もあることから、ダイエットに関わりがあることはわかっていただけたでしょう。
しかし、やはり気になるのはその効果、というわけでここではこのウーロン茶ダイエットには、具体的にどんな効果が現れるのかについて触れて参りましょう。

脂っこい食事と合わせることで脂肪の吸収を抑える

これについては昔から商品CMなどでも盛んに宣伝されているので、多くの方がすでにウーロン茶をダイエット取り入れている理由でもあります。

ウーロン茶だけでなく、ほとんどのお茶に含まれているポリフェノールには、脂肪分解酵素「リパーゼ」が分解した脂肪が小腸で吸収されるのを邪魔する働きがあります。

そのため、脂っこい食事と合わせて何かしらのお茶を飲めば、脂肪が体に取り込まれてぜい肉に変わる前に、外へ排出させる効果が少なからず見込め、ポリフェノールが濃ければ濃いほどその効果が高くなっていきます。

ウーロン茶は「半発酵」させた後、乾燥する製造方法から緑茶や紅茶に比べてこのポリフェノールが濃いのが特徴で、その濃さから他のお茶にはない特有の栄養素「重合ポリフェノール」とまで名付けられているほどです。

そのため、脂っこいものが多い中華料理を食べる、中国の方に肥満傾向が少ないことでもその効果は想像できますが、脂っこい食事が好きな方が肥満防止のため、更にはダイエットのために選ぶ「お茶」としては日本茶や紅茶ではなく、ウーロン茶が最適だと考えられます。

お肌の「錆び付き」を防いでシミ、そばかすをできにくくする

ウーロン茶ダイエットで取り入れた濃い重合ポリフェノールの効果は、脂肪の吸収を抑えるだけにとどまりません。

実は、重合ポリフェノールには強い抗酸化作用が認められていて、これにより活性酸素による細胞の酸化を防いでくれることがわかっています。

これにより肌細胞の酸化によるシミやそばかすの発生を抑え、美肌を維持することに大きく貢献してくれるのです。

 

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抗酸化作用はダイエットにも関連

前の項でウーロン茶ダイエットで美肌効果も得られると述べましたが、重合ポリフェノールの抗酸化作用は美肌だけでなく、本題であるダイエットにも大きく関わってきます。

というのも、確かに脂肪の吸収を抑えてくれるウーロン茶ですが、全く脂肪が吸収されないわけではもちろんなく、当然ながら一定量の脂肪は小腸から吸収され体に蓄えられます。

この、蓄えられた脂肪を何とかカロリーカットなどをしながら、基礎代謝や運動で燃やし減らそうと努力するのがそもそもダイエットですが、このとき活性酸素が活発だとそれは肌細胞だけでなく、すでに溜まっってしまっている脂肪細胞にも影響を与えます。
これがダイエットにとっては大問題、実は活性酸素の影響で酸化された脂肪細胞は固く変異して、基礎代謝や運動で燃やそうと頑張っても燃えにくくなってしまうからです。

ここで、重合ポリフェノールの抗酸化作用でそれを防げれば、脂肪の酸化を防ぎ燃えやすい状態をキープ、ダイエットを頑張った成果が出やすい体になってくれるというわけです。

交感神経を活発化させてエネルギー消費量を増やす

「コーヒーを飲みすぎたら眠れなくなる」というのは皆さん経験したこともあるかもしれませんが、これはコーヒーに含まれるカフェインが交感神経を刺激して、脳や体が活発に動く状態になっているからです。


脳が活発、つまり覚醒状態にあるわけですから眠くなりにくいのは当たり前ですが、このカフェインはウーロン茶にもコーヒーほどではありませんが含まれていて、睡眠不足になってしまうリスクだけでなく、ダイエットにおいては大いに役立つ場合が出てくるのです。

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実は、カフェインによって交感神経が刺激され体が活性化されると、細胞に蓄えられている脂肪がエネルギーとして消費されやすくなることがわかっています。

それを見越して、ウーロン茶を運動前に飲めばカフェインを全く摂っていない時よりも、エネルギー消費によるダイエット効果が高まる可能性があります。
また、コーヒーをがぶ飲みすると明らかなカフェインオーバーですが、含有量がそこまで無いウーロン茶ならスポーツ時の水分補給に使っても問題が少ないのも嬉しい点と言えます。

ストレスを抑えるリラックス効果

上記で紹介した、カフェインによる交感神経活発化とは全く反対の現象が、温めたホットウーロン茶では起こるから不思議です。
というのも、ウーロン茶は冷やしたり、常温の時には感じにくいのですが、「テアニン」というウーロン茶特有の香り成分が含まれています。

実は、この香り成分が温めることでパッと花開くのですが、そうした立ち上った香りを嗅ぐことにより副交感神経が刺激されて、自然に心を落ち着きリラックスさせてくれる効果もウーロン茶にはあるのです。

ウーロン茶ダイエットのやり方・方法

宴会でグラスに注がれたたくさんの烏龍茶

前項までで、ウーロン茶ダイエットの効果は良くわかっていただけたはずですが、このウーロン茶ダイエットの正しいやり方とはどのようなものでしょうか、ここからはそれについて詳しく説明していこうと思います。

単純に置き換えることでのカロリーカット

普段甘いコーヒーや紅茶、炭酸飲料などのジュースを良く飲む方は、それを頑張ってウーロン茶に置き換えるだけで確実にカロリーカットをすることができます。

特に脂っこい食事も大好きと言う方は、脂肪の吸収を抑える効果も見込めるので是非置き換えを実行してください。

飲むタイミングはダイエットプランと相談

今回紹介しているこのウーロン茶ダイエットは、正直に言えば前の項で述べたカロリーカット以外では、付け足しとしてウーロン茶を飲んだだけでダイエットできると言う方法ではありません。

そのため脂質や糖質カットなどの食事制限や、ジョギングや筋トレなどの有酸素運動を合わせて取り入れていかない限り、その効果を短期間で感じられることは難しいと考えます。

そして、ウーロン茶を飲むタイミングをそうしたダイエットプランに合わて変えることで、よりその効果を得やすくできます。
具体的には、食事制限ダイエットとの併用の場合は脂肪の吸収を抑制する効果を見込んで各食前や食中に。

有酸素運動を行う場合は、カフェインのエネルギー消費量アップ効果が現れるタイミングに合わせて、運動開始の30分程度前にウーロン茶を飲むようにすれば、それぞれ上記で紹介した効果を引き出しやすくなってきます。

時にはホットでリラックス

ストレスは時にダイエットを頑張りすぎたことで引き起こされ、その継続を難しくしたり、反対に食べすぎの原因となって「ストレス太り」に繋がってしまうこともあります。

ですので、運動やカロリーカットでストレスを感じたときは、ちょっとブレイクタイムとしてホットウーロン茶で一服、何てのもこのダイエット中では非常に効果的です。

飲むタイミングは、運動に疲れたときや食事の後の団らんの時間などいつでも構いませんが、カフェインのことを考えて就寝直前だけは避けましょう。

ウーロン茶はホットにしても、脂肪の吸収を抑制する効果などは一切変わりませんし、ちょっとレモンを絞りいれたりすればより爽やかな香りが引き立ってリラックス効果が倍増します。

カリウムが豊富な食品と合わせると効果倍増

カリウムは、体の中の余計な塩分とくっつきやすいその性質から「塩抜き効果」があるとされていてダイエットはもちろん、併せて高血圧の防止にも繋がるなど、美容と健康のために効果的な栄養素。
このカリウムはダイエットに良く用いられる食材としては、

などに多く含まれていますが、それらと併せて取り入れれば、ウーロン茶のカフェインが持つ利尿作用から、カリウムの塩抜き効果を高めることが可能です。

ですので、塩分の摂りすぎが原因とされるひどいむくみや高血圧に悩む方は、ウーロン茶ダイエットを行うときにカリウム豊富な食品を併せて取り入れれば、痩せながら健康や美容に役立てることも可能になります。

 

以上、要はウーロン茶を飲むだけのダイエット法ですが、その効果を有効に活かすタイミングや飲み方など紹介などを中心に、詳しくお伝えしてみました。

ウーロン茶ダイエットの口コミ

話し合う男女4人

最後にウーロン茶ダイエットについての口コミをまとめてみました。

【成功例】

・30代男性 カルピス酎ハイをウーロンハイに変えただけですが少し痩せてきたので・・・

ビールは苦くて苦手、甘いカルピス酎ハイで飲み会などでは過ごしていましたが、職場の同僚に「子供みたいやな」といわれショックを受け、別にダイエットが目的ではなかったのですが、カルピス酎ハイをウーロンハイに変えました。
すると、どんなおつまみにも合うウーロンハイにすっかりはまり、以降家飲みの時でもウーロンハイに。
全くのノーマークでしたがその結果体重が減り始めています、単純にカルピスの糖質をカットできたからなのはウーロン茶のパワーなのかははっきりしませんが、うまく取り入れればダイエットにも十分役立つと私は思います。

・30代女性 お肉はやめられない、だからウーロン茶とウォーキングでカバーしています。

油一杯のステーキや豚カツ大好きなんです。
でも痩せたい!CMで「脂肪の吸収を抑える」といって言いますがそれにも限界があるだろうと、サントリーの黒ウーロン茶を食事の時に飲むのに併せてウォーキングも一緒にダイエットスタート。
1ヶ月、2ヶ月と経過して太りはしないもののなかなか痩せてこない、やっぱり油絶ちしかないのか・・・そう思いかけていた頃職場であった健康診断で中性脂肪の量が減っていることが判明。
おや、ひょっとしたらまだ数字で見えないだけでこっそり効果がで出しているのか!と再度気を入れ直しウォーキングの距離も増やし、ちょっとだけお肉も我慢、ちょっとだけですけど。
そして更に3ヶ月経過したとき、私の体の「お肉」は5kgどこかにいってしまいました。
頑張った成果が出てとても嬉しいです、皆さんもウーロン茶と運動で食べながらダイエットしてみてください。

・20代女性 ヨガ教室で先生に聞きました!確かにいいです。

スタイル抜群でお肌もきれいな通っているヨガ教室の先生。
いつも憧れの眼差しを向けていましたが、いつも授業前や休憩中水筒で飲んでいるドリンクの存在が気になってたまりませんでした。
なにか特別なものなのだろうと思っていましたが、ある日勇気を出して訪ねると、なんと普通のウーロン茶だそう、拍子抜けいると「ウーロン茶の脂肪燃焼効果はスゴいのよ!」とのこと。
確かに、そのスタイルを維持している先生の言葉、信じて今まで飲んでいたスポーツドリンクからウーロン茶に変更、するとまず感じたのがヨガやってる最中の汗の量が増えてきたこと、代謝が良くなってきたようでした。
そのまま教室に通い続けること半年あまり、結果的には7kgのダイエットに成功しました!
今はもう教室はやめ、自宅でヨガを続けていますがウーロン茶は手放さずいつも傍らにおいています。

【失敗例】

・50代男性 ちっとも痩せません

いつも仕事の合間や食事後には日本茶で一服していたので、飲むだけで痩せると言うウーロン茶、しかもトクホですか?に指定されているちょっと高めのウーロン茶に変えてダイエットしようと。
3ヶ月たちましたが痩せないので、お金もかかるしやめました。
飲むだけで脂肪の吸収を抑えると言う触れ込みは嘘だったのでしょうか。

口コミのまとめ

失敗例の口コミから、ダイエットにいいと言う評判が以前から有名だったため、ただ単にウーロン茶を飲んでいるだけで痩せることができると勘違いしている方が、少なからずいるまだおられるようです。

成功例でもわかるように、普段飲んでいた高カロリーで糖質も多い飲料をすっかりウーロン茶に変えたり、運動に併せて抜群のタイミングでウーロン茶を取り入れたときに、そのダイエット効果が分かりやすく現れるようです。

烏龍茶ダイエットのまとめ

今回紹介してきたこのウーロン茶ダイエットは、使用するウーロン茶自体の手に入れやすさやコスト、その方法などが簡単なためすぐに取りかかれるお手軽さが魅力です。

もちろん、述べてきたようにカロリーのしっかりとした管理や、運動などを併せて行う必要がありますが、頑張った成果を引き出すためのサポート能力は、他の飲み物と比べても高い飲料であることは間違いありません。

ですので、これまで色々と頑張ったのにダイエットの成果があまり実感できなかった方などは、併せて得られる健康や美容効果も期待しつつこのウーロン茶ダイエットを始めてみてはいかがでしょうか。